▼ せんぱい
「うぐ、あ、ひ…っ」
「あっは、全部入っちゃいましたよ」
「うるせぇ…!一々言うなぁ、ンっ」
少し腰を動かしただけで、先輩は可哀想なくらい身体を震わせる。肌蹴た制服のシャツから覗く乳首がぷっくりと腫れているのがまたなんというか、しゃぶりつきたくなるほど卑猥。
「受験生がこんなとこで授業サボってていいんですか?」
「お、まえが、んっんっ、あ、」
「え?」
「あんな中途半端で、放っとくからァ、う」
きっと昼休みのことを言っているのだろう。何となくいつもの流れでいちゃいちゃしていて、いざ挿入…となったとき不幸なことに午後の授業が始まる時間が来てしまったのだ。
そのまま続けても良かったのだが、仮にも先輩は受験を控えて勉学に励む身である。泣く泣くその場で行為を中断して、授業に向かったわけだけど…どうやら俺のそんな優しさは、彼にとっては嬉しくなかったようで。
5限が終わってすぐ、真っ赤な顔のまま俺の教室までやってきた先輩は、こうして残りの授業をサボってまでセックスをすることを選んだ。
「あっ、あっ、イく、イくぅん…っ」
「え、もう?」
「ひ、あぁん!」
誰も来ない空き教室で、淫らな行為に溺れる。先輩は後ろから突かれるのがお好みのようで、机にしがみ付きながら甲高い声で啼きながらイった。
中途半端に放置されたせいかあっという間に上り詰めてしまった彼に合わせ、内壁がぐねぐねと動く。はぁ、とその快感に合わせ息を吐いた。
「早すぎ」
「あ、おれ、まだイってるからぁ、ふぁっ」
「イってるとこ突かれるの好きでしょ?」
「ひぎっ、アァ、ん、すきっ、すきぃ…っ」
ぐちゅぐちゅと中を好き勝手にかき回す。先輩イったし、今度は俺が気持ちよくなる番だ。
「勉強と俺とのセックス、どっちが好き?」
「んっんっ、あ、セックス…っ」
「へぇ?でもこんなことばっかしてたら、成績下がっちゃいますよ」
「あはぁ、ん、そこっ、そこイイ…!」
あれ、聞こえてないや。普段あんなに真面目で、勉強しかすることないんだろうなっていうくらい堅物だった彼は、一度こうしてペニスを挿入されるという快感を知ってしまった今となっては別人のようだ。まぁ、そんな別人みたいな彼の姿は俺しか知らないんだけど。
指先が真っ白になるくらい強く机を掴み、揺さぶられるままに声を上げる先輩。段々と締め付けが激しくなってきて、二度目の絶頂が近いことが予想できる。
「せ、んぱ、きもちい?」
「きもちいっ、きもちいよぉっ」
「あは、ちょーかわいい」
「あ、あ、また、また、イク…!」
「ん、いいよ。俺もイくから」
中に出していい?と後ろから耳元で囁くと、びくんびくん身体を跳ねさせながら頷く。許可を得た俺は、遠慮なくその穴の中に精を吐き出した。
「ん、ふう…っ」
「やばい。溶けそう」
「ん…」
「先輩?」
同時に再びイったであろう先輩が、くるりとこちらを振り返り何かを言いたげな目を向けてきた。…ん?やっぱ中出しはまずかったかな…。
「あ、の、もう一回…」
あー先輩超可愛い。