小ネタ | ナノ

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3rd May 2016

小ネタ



*望(7)と伊原(19)
望「…」
伊「どうなさいました?」
望「もういらない。お腹いっぱい」
伊「…(見事にグリーンピースだけ避けている)」
望「デザートはまだか」
伊「お腹がいっぱいなんでしょう?こんなに残してらっしゃいますし…デザートはまたにしましょうね」
望「いっぱいじゃない!たべられる!」
伊「じゃあこのお皿の中のものを食べ終わったら、デザートをお持ち致します」
望「これはもういらない」
伊「坊ちゃん、好き嫌いは駄目ですよ」
望「(絶望の表情)」
伊「ふぐ…っ」笑いをこらえる
望「…」
伊「…」ぷるぷる
望「…」
伊「…今回だけですからね?」

まだちょっとだけ望に甘い伊原。


*望(9)と伊原(21)
伊「え、ご一緒に寝る…私と坊ちゃんが、ですか?」
望「…ダメか?」
伊「いえ、あの…むしろ坊ちゃんこそ、私なんかでよろしいのかと」
望「伊原がいい」
伊「!」
望「お前は僕のしつじだからな」
伊「…はい!貴方の申し付けならば、喜んでご一緒させていただきます」

望「伊原」
伊「はい、何でしょう?」
望「手を貸せ」
伊「はい」
望「…」ぎゅっ
伊「(…何かあったのかな)」
望「…」
伊「坊ちゃん」
望「なんだ」
伊「差し出がましいようですが、少し寒くなってしまいました。もう少しくっついていただいてもよろしいですか?」
望「!」
伊「嫌でなければ」
望「おまえが寒いなら、しかたないな」むぎゅっ

夢見が良くなかった望と、まだまだ距離感を掴めていない伊原。


*望(16)と伊原(28)
望「伊原!あれほどオムライスの中にこの忌々しい緑の物体を入れるなと言っただろう!嫌がらせか!?」
伊「私は坊ちゃんのためを思って…嫌いなものを避けてばかりでは、何の成長にもつながりません」
望「こんな豆一つで成長も何もあるか!罰としてキスしろ!今すぐに!」
伊「その言い方だと私と貴方のキスが罰を与える手段に成り下がってしまうということになりますが、よろしいですか」
望「僕が間違っていた。撤回する」
伊「はい。では失礼いたします」
望「…なんだ」
伊「はい、あーん」
望「!!」
伊「坊ちゃん、お口を開けて」
望「…」ぱくり
伊「ほら、食べられたじゃないですか」
望「は…っ、つい反射で…!卑怯だ!卑劣だ!そんな、僕の本能に訴えかけてくるようなやり方で…!」
伊「いい子いい子、です」なでなで
望「…まぁいいだろう」

完全に扱い方をマスターしました。


*望(17)と伊原(29)
伊「おやすみなさい」
望「あぁ」
伊「…」
望「…」
伊「…」
望「痛い。抓るな」
伊「だったら人の尻を揉みしだかないでいただけます?」
望「丁度いい位置にあるお前の尻が悪い」
伊「今度触ったら縛りつけますからね」
望「お前…緊縛もいけるクチか」
伊「口も塞がれたいんですか?」
望「いいぞ。来い」
伊「そういう意味ではありません。唇を近づけるのはやめてください。不快です」
望「もっと強い口調で!」
伊「近寄るな変態」
望「もっと!」
伊「欲望のしもべ!性欲の操り人形!」
望「あぁ、最高だ!次は!?」
伊「頼むから寝てください」

毎晩こんな感じ。
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