小ネタ | ナノ

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3rd May 2016

小ネタ



深「は、葉山さん」
葉「ん?どうした?なんかあったか?そんな浮かない顔して」
深「葉山さんって△△大出てましたよね…」
葉「うん、まぁ」
深「…ほんっとに、ほんっっとうにちょっとだけでいいんで、勉強教えてくれませんか?」
葉「勉強?」
深「やばいんですよ…この間の模試の結果めちゃくちゃ悪くて…」
葉「はは、俺もう高校の勉強とか忘れたよ」
深「いいんです!俺、葉山さんに教わったことは忘れないと思うんです!」
葉「なんだよそれは」



葉「俺の誕生日は?」
深「はぁ?急にどうしたんです」
葉「身長は?体重は?血液型は?好きな食べ物嫌いな食べ物、はい全部言ってみろ」
深「知りません」
葉「この大嘘つきが」
深「はぁ?」
葉「なーにが『俺、葉山さんに教わったことは忘れないと思うんです!』だよ。教えてやったのに忘れてんじゃねーか」
深「似てないモノマネやめてくれますか」
葉「かっわいくねーの」
深「可愛くなくて結構です」
葉「…」
深「…」
葉「…」
深「…別にアンタに教わったわけじゃないんで、忘れたも何もないですから」
葉「何が」
深「その…誕生日とか…血液型とか…」
葉「だから?」
深「…だぁぁぁ!!だから!!そんなことアンタに教えてもらうまでもなくずっと昔から知ってるし覚えてるっつってんですよ!!」
葉「ふーん」
深「くっ…自分から話ふっといて腹立つなこの人…」
葉「要するにお前は俺のことが大好きってことだろ?」
深「違います!!!!」

葉山は頭良さそう。深水は中の下くらい。
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