3rd May 2016
小ネタ
八「ねー村上」
聡「なに」
八「好きな女の子のタイプは?」
聡「答えて何か意味があるのか?」
八「別にそんな堅く考えなくていいじゃん。なんとなく聞いてみただけなんだから」
聡「…沈黙が苦にならない子」
八「ふーん。じゃ外見は?」
聡「外見…?」
八「小柄とか、ロングヘアとか、目がぱっちりとかいろいろ」
聡「うーん…別に清潔感があれば気にしない」
八「えーもうその解答つまんない!」
聡「俺はお前を面白がらせるために答えてるわけじゃないし」
八「…背が低いのと高いのはどっちがいい?」
聡「高い方」
八「髪の長い子と短い子」
聡「長い子」
八「黒髪と茶髪」
聡「似合ってればなんでも」
八「猫系と犬系」
聡「犬」
八「…へぇ」
*
八「…」
ひ「…さっきから人の顔じろじろみてなんなの」
八「沈黙が苦にならない…背高い…髪は…短くはないな。明るい茶髪は結構似合ってる。かつ犬系」
ひ「?」
八「村上のタイプって守山らしいよ」
ひ「えっ!?ほんと!?」
八「ほんとほんと。この間本人から聞いたもん」
ひ「そっかーそっかー!そーちゃん俺がタイプなんだー!八名川もたまには気の利くことするじゃんかー」
八「良かったね。良かったついでに鳴瀬に聞いてほしいことあるんだけど」
*
ひ「鳴瀬、好きな女の子のタイプは?」
鳴「…八名川の差し金か」
ひ「違うよ〜ただの雑談!(鋭いなこの人)」
鳴「…」
ひ「なんでもいいよ!優しいーとかおしとやかーとか」
鳴「…」
ひ「(そんな考え込まなくても)」
鳴「…」
ひ「…」
鳴「…強いて挙げるなら」
ひ「うんうん。なになに?」
鳴「年下」
ひ「…鳴瀬年下趣味なんだ(どんまい八名川)」
鳴「まぁ、先輩よりは後輩派」
ひ「俺は先輩派だな。エロそう」
鳴「…村上は…」
ひ「あっ、もちろん聡太郎以上にエロい子はいないし、俺は聡太郎しか興味無いんだけどね!!」
鳴「そうか」
*
聡「…」
ひ「あの、そーちゃん?ご機嫌ナナメかな?」
聡「…」
ひ「聡太郎!!俺なんかした!?」
聡「…そんなに年上が好きなら、年上と付き合えば」
ひ「えっ…あ、な、鳴瀬か!!!鳴瀬が変なこと言ったんでしょ!!あれ違うから!!聡太郎が一番ってちゃんと言ったよ!?」
聡「ふん。どうだか」
ひ「そぉたろぉぉぉぉ!!違うってぇぇぇ!!でもヤキモチは嬉しいよかわいいなぁもう!!」
*
八「先輩…俺とエッチしてください…」
鳴「ちょっと待て」
八「俺先輩になら何されてもいいです」
鳴「待てって言ってるだろ。なんだそのキャラは」
八「…だって鳴瀬、年下が好きなんでしょ」
鳴「…守山から変なこと吹き込まれたな」
八「先輩呼びとかしたら、ちょっとは雰囲気出るかと思って…他に何もできることないし…」
鳴「どうしてお前はそう間違った方に走るんだ」
八「だって」
鳴「だってじゃない」
八「鳴瀬がどんなに変態でも鬼畜プレイを要求してきても構わないけど、俺、俺…」
鳴「お、おい…」
八「どうしても鳴瀬の年下にはなれないんだもん!!」ぶわっ
鳴「別にならなくていいだろ…」
八「やだ、生まれ変わって鳴瀬の後輩になる!!」
鳴「落ち着け。そのままでいい。余計なオプションつけるな」
八「ほんと?俺が一番?」
鳴「あぁ。そうだ。一番だ」
八「…えへ。鳴瀬大好き」
とっても面倒くさい四人の日常。