3rd May 2016
小ネタ
ひ「ふわぁ…ねむ…」
聡「また夜ふかししたんだろ」
ひ「ゲームってさ、一回やり出すと止まんなくなるよね」
聡「馬鹿」
ひ「んー…ほんとねむい」
聡「…駅に着くまで寄りかかってていいぞ。こんだけ混んでたら不自然じゃないし」
ひ「うん…ありがと」ぽすっ
聡「…」
ひ「…」
聡「…」
ひ「…そーたろー…」
聡「ん?」
ひ「いい匂いする…」
聡「嗅ぐな」
ひ「はぁ…」
聡「…尻を撫でるな」
ひ「だってこんないい匂いさせてんのに、堪能しないなんてもったいない」
聡「ここは電車の中だ。離れろ」
ひ「聡太郎が寄りかかっていいよって言ったんじゃん!」
聡「撤回する」
ひ「やだ!絶対離れない!」
聡「お前もう目覚めてるだろ!」
*
ひ「そーちゃん」
聡「その呼び方やめろ」
ひ「こっち向いてよ」
聡「…さっさと歩け。遅刻する」
ひ「聡太郎!」
聡「お前本当にうるさい。なんなんだ朝から」
ひ「手つなご」
聡「なんで」
ひ「寒いから」
聡「人がいるところではそういうことはしない」
ひ「誰も見てないって!」
聡「あっ、ちょっ、馬鹿」
ひ「こうしてコートの中で繋いでれば分かんないでしょ?」
聡「…分かる、だろ」
ひ「へーきへーき。学校着くまでだから」
聡「…」
ひ「聡太郎の手、冷たいね」
聡「お前があったかすぎるんだ」
割といちゃいちゃしてる