小ネタ | ナノ

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4th May 2020

小ネタ

夏「かーんじー」
完「はいはい」
夏「かんじ」
完「なに」
夏「へへ」むぎゅ
完「……」
夏「完治」ごそ
完「ストップ」
夏「なんでぇ?」
完「いや、なんでじゃなくて。何してんの」
夏「なめる……」
完「……いや、マジ勘弁して」
夏「なにが?」
完「俺がそういう言動に耐性あると思う?」
夏「耐性?」
完「ないよ。あるわけない。今までの言動振り返って見てみろよ。無理だろそんなん」
夏「……嫌ってこと?」
完「嫌とかじゃないけど……」
夏「じゃあいいじゃんか」
完「だめ」
夏「でもちょっと固くなってる」
完「うるさい。お前のせいだ」
夏「このままじゃかわいそう」
完「いいからもう寝なさい。ほらベッド行くぞ」
夏「エッチする?」
完「……」
夏「ふふ、しないって言わないんだ」
完「……しない自信は一切無いから」

完「あの、夏生さん……俺のふやけるから……」
夏「らっへはられれらい」
完「なんて?」
夏「ん……だってまだ出てない」
完「そりゃそんな飴みたいに舐められても」
夏「きもちくない?」
完「気持ちいいよ」
夏「んふ」
完「だめ。もう咥えるのなし」ぐい
夏「やだぁ、舐める……」
完「俺よりお前のをなんとかしないと」
夏「ん……ッ、ぁ、やだ」
完「ここぬるぬるにしてんのずっと見えてた」
夏「してな……っ、もぉ、完治、や……っぁあ、ん……っ!」
完「嘘。ここまで伝ってきてる。これ全部夏が出したやつ」
夏「ちがう、ちが……っ、は、ぁう、ん、んんっ、ぁ、あッ、ちが、う」
完「違わない」
夏「んんんん……ッ!!」
完「ほら指入れただけでイった。舐めながらこここんなにして、早く入れて欲しいって思ってた?」
夏「うん……ッ、うん、思って、たぁ……っ」
完「はは、可愛い」
夏「ん……っ、完治、はやく、指じゃなくて、もっと」
完「うん」
夏「はぁ、あ……ッ、あ……──!!」
完「ん、中あっつ……」
夏「は……ッ、ぁ、か、かんじ……っ」
完「なに?」
夏「中、じんじんする……っ、うごいて、こすって」
完「……お前な」
夏「はやくしてよぉ……ッ」
完「わかったから」
夏「んっ、ん、ちが、そこじゃな、い」
完「なっちゃんがしがみついてくるから動けねーの。ほら脚どけて」
夏「やだ……っ、だめ」
完「じゃあどっちかにして」
夏「こっち……」
完「こっちってどっち?」
夏「チューして」
完「……」ちゅ
夏「んん、ふ……っ、ぁ、はぁ、んん」
完「……夏、脚どけて」
夏「ん……っ」
完「よし」
夏「ひ、ぁ……ッ!?」
完「これでいっぱい好きなとこ突いてやるからな」
夏「んぅ……っ、あっ、あ……っ、あ……っ!!」
完「はー……めちゃくちゃ締まる……ここ、どんだけ好きなんだよ」
夏「好き……っ、そこすき……ッ、ぁ、あ……っ、ッ、ひ……っ、ん……!!」
完「なっちゃん、顔見せて」
夏「ん……っ完治ぃ……」
完「チューする?」
夏「す、する……っ」
完「ん」
夏「あ、だめ、だめ、やっぱしない、いっちゃう、いっちゃうから……っ」
完「しないの?」
夏「やだぁ……したいぃ……ッ」ぐすぐす
完「(あークソ可愛い最高の面倒くささ)」



夏「……」むっすう
完「何むくれてんだよ」
夏「……忘れて」
完「言うと思った」
夏「忘れて!!全部!!」
完「お前毎回そう言うけど、俺の答えも毎回決まってるからな。絶対やだ」
夏「もぉやだぁぁ……」
完「そうなるのがわかってて飲むのが悪い」
夏「だって」
完「はいはい。ドラマの視聴率良かったもんな。嬉しかったんだよな」
夏「……」
完「夏が喜んでくれて俺も嬉しい」ちゅ
夏「イケメン禁止!!!」ばっ
完「なんだイケメンって」
夏「精神衛生上良くないからやめてください」
完「……」
夏「な、なに……離れろよ」
完「……」ぎゅっ
夏「ひぇ……っ」
完「夏」
夏「な、ななな、何……っ、ん」
完「俺とチューしたら精神衛生上良くないってどういう意味?」
夏「いや、だから……っ」
完「嫌?」
夏「違う!」
完「じゃあ好き?」
夏「……」こく
完「口で言って」
夏「す……っ、す、す、好きっ」
完「俺も好き」
夏「……」ぎゅう
完「(よし、大人しくなった)」
夏「……あの、完治……」
完「ん?」
夏「僕は、お前にされて嫌いなこととか嫌なこととか……そういうの、ひとつもないから」
完「ふうん?」
夏「本当に!」
完「でも昨日、チューはだめって嫌がられたけど」
夏「え」
完「んでその後、やっぱしたいって泣いて駄々こねるし」
夏「……っ」
完「す………………っげぇ可愛かったけど、あれは本当は嫌だった?したかった?どっち?」
夏「バカ!!!!」
完「うお、俳優顔負けの声量」
夏「お前……っ、人が真剣に話してるときに……!!」
完「俺だって真剣だよ。なっちゃんのそういうとこ、真剣にめちゃくちゃ愛してるって話してんの」
夏「うぐ……っ!!」
完「それ嬉しいときの顔?怖すぎるわ」
夏「怖くて悪かったですね!!そりゃ抱かれたい男ナンバーワンのお前とは違って……っ」
完「待て」
夏「え?」
完「俺がいつ抱かれたい男ナンバーワンになった」
夏「(間違えた)」さぁっ
完「……」
夏「(僕の中の架空ランクを現実のものかのように喋ってしまった……!!)」
完「……へえ?」
夏「あ……っ、ちが、間違えて……今のは僕の中の勝手なランク付けというか……」
完「……」むっすう
夏「あれ!?なんで不機嫌……!?」
完「……ランキングってことは他の奴もランク付けされてるわけ?」
夏「えっ」
完「へーふーんあっそ。そうなんだ」
夏「いや、そういう話だっけ……?」
完「そういうことだろ。ナンバーワンでも嬉しくねぇよそんなん」つーん
夏「(か……っ、かわいい、拗ねてる)」
完「寝る」
夏「(拗ねると寝るのかわいいな……)」
完「……なんでなんも言わねーの?」
夏「えっ、ちょっと今噛み締めてて……」
完「もういい」すたすた
夏「完治!待ってってば!」

夏「だから、さっきのは違うんだって」
完「何が違うんだよ」
夏「か、完治が一番だと思ってるよ」
完「二番がいんの?」
夏「いない!いるわけない」
完「証拠は?」
夏「証拠……」
完「あれ聞かせて」
夏「あれ?」
完「お前のiPod」
夏「え゛っ、なんで」
完「いいから」
夏「う……わかった……とってくるから離して……」

完「……」
夏「……」
完「……はは、やべぇなこれ。何が楽しいのか全然わからない」
夏「じゃあ聞くなよ!!もう返せ!!」
完「俺の鼻歌集って何?しかも18分もあるし。俺そんな歌ってんの?」
夏「うるさい!」
完「はー良かった」ぎゅう
夏「なにがだよ……僕は良くないよ……」
完「夏の俺コレクションは最上級の愛情だと思ってるから。これがなくなったら俺が愛想尽かされたってことだろ」
夏「……なくなんない。コンテンツは毎日更新されるし、追いかけるのに必死なのに」
完「コンテンツて」
夏「お前のこと世界で一番見てるし、世界で一番愛してるっていう自負ならあるよ」
完「……」
夏「なに」
完「いや、そんなすんなり愛してるって言うの珍しいなと思って」
夏「……コツがあるんだ」
完「コツ?」
夏「ファンの気持ちで喋る」
完「なるほどな。でも俺は、ファンじゃ足りないんだけど」
夏「……僕だって足りないよ。知ってるだろ」
完「うん」
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