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19th Nov 2016

小ネタ

「傑…最近太った?」
「え…」

さわさわと新太の手がお腹の辺りをくすぐってくる。

「だ、ダイエットする」
「しなくていいです。もとが痩せすぎなんだよ。俺としてはまだまだ肉をつけてもらいたいくらい」
「そうかな…」
「というかそのために食わせてるとこあるし」
「ひゃ…っ」

後ろから首筋を舐められ、ぞくぞくと鳥肌がたった。

「したいことが一個あって」
「したいこと…?」
「そう。…引かれそうだけど」
「引かないよ。言ってみてよ」
「…ここ」
「太もも?」
「に、俺の挟みたい」
「…すまたってこと?」
「…うん」



「は…っ」
「ん、んっ、ぁ…」

にゅる、にゅる、と太ももの間を行き来する熱い塊。それが裏筋を掠める度、びくっと全身が震える。

いつもと違うゆるい刺激だ。でも。

「すぐる…っ、ん、きもちい、…っ」

――か、可愛い!!

抱え上げた俺の脚に指を食い込ませ、夢中で腰を振る新太。眉を寄せ、気持ちよさそうに歪んだ表情がとにかく可愛いくて、俺は内心悶えまくっていた。

「…ん、んっ、ね、傑は、…きもちいい…?」

そんな顔されて、夢中で求められて、気持ちよくないわけがない。

俺は息を吐きながら頷いて、それから試しにきゅっと太ももに力を入れてみた。

「っあ……!!」

びくんっと新太が背を丸めて声を漏らす。

――可愛い…っ!

「それ…っ、だめ、だって…そんな締めたら、俺…ッ」
「んん…っ」

とろ、と新太のモノが先端から糸を引き、ゆっくりと俺のに擦り付けられた。二人分のカウパーとローションが混ざって、互いの下半身はぐちゃくちゃだ。

「すぐる…」

新太の瞳が快感で潤んでいる。ちょっと新太さん、今日どうしちゃったの?可愛すぎません?

「…いく?」

少し笑って首を傾けると、新太はこくこく頷いた。

「いいよ。いっぱい気持ちよくしてあげるから、ほら、ね、動いて」
「ん…」

脚を掴み直し、ピストンを再開させる。ぬちゅ、ぬちゅ、と粘液と肌の擦れる音が耳に響いた。

「…っう、ん、んっ、ん…」
「あっ、ぁっ、う…あっ、新太ぁ」
「ダメだ、も、出る…っ」

切羽詰まったような声を聞いた瞬間、ぎゅうううっと思いっきり挟んでやる。

「ちょ…っ、ん、だめそれ…っ、あぁ…ッ」

新太はガクガクと腰を震わせ、俺のお腹の上に射精した。



「ねぇ新太、あのね」
「…ん?したい?」
「うん…今日夜、いい?」
「いいよ」
「最近0.3キロ増えたからね。この間より気持ちいいといいなぁ」
「へ?」
「すまた」
「え、そっち……?」
「そっちって?」
「ふ、普通のはしないの?」
「普通のもする」
「あ、そう…」



味をしめた傑。
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