初心


トキワ
「さて、じゃあ無駄話はここまでにして、いざ研究所に突にゅ――――」

ジュード
「ちょ、ちょっと待ってトキワ!」

トキワ
「おおう!?な、なんだよジュードくん、どうした!?」

ジュード
「その、僕が先に梯子上るから、トキワは後から来てっ」

トキワ
「えっ、なして?」

ジュード
「(なして?) だ、だって、その………」

トキワ
「…?」

ジュード
「〜〜〜〜っ!トキワ、スカートじゃないかっ!キミが先に上ったら、その…!」

トキワ
「…………ジュードくん」

ジュード
「な、何…?」

トキワ
「なんちゅーか…初心(ウブ)だねぇ。(生暖かい眼差し)」

ジュード
「…っ!!?」←なぜかはわからないがとてもショックを受けた

トキワ
「だーいじょうぶだって、見られて困るようなもんはいてないから。てかさっきの戦闘で思いっきり足技使ってたから、既にスカート捲れまくってますしね!」

ジュード
「平然と言わないでよ!! (顔真っ赤)」

トキワ
「まあだから気にすんなってことだよ。さて、決着ついたところで一発目トキワ、いっきまーす!!!」

ジュード
「わああああああ行かないで僕の後から来てえええええええええ!!!」

トキワ
「(涙目+赤面+必死なジュードくんマジ可愛い。てかそれ以前に私ちゃんとスパッツはいてますけどこの子気付いてないのか?)」




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