2

 
やっと長い説明から解放された。


んー、と伸びをして背中を伸ばす。


座りっぱなしで背中から腰にかけて、少し痛い。


「あ、いた!名前!!」


元気のいい声に振り向くとゴンの姿が。


『何ー?』


「キルアの家に行こうと思うんだけど、名前も一緒に行かない?」


ゴンの誘いは嬉しい。


けど、何て断ろうか。


生憎私はイルミに連れて行ってもらう。


『あー…、ごめん。私もゴン達と行きたいんだけど、仕事が入ってて。キルアには会いたいし、キルアの家で合流しよ?
仕事、早めに終わらせるし』


そっか、と言ってゴンとクラピカとレオリオは行ってしまった。


一応、連絡が出来るようにアドレスを交換した。


「用は済んだ?」


『うん。待たせてごめん、イルミ』


絶をして待ってくれていたイルミにお礼を言って二人でゾルディック家の飛行船に乗り込む。


ゾルディック家の飛行船内はホテルみたいで、窓が少ないから平気だ。


『イルミ、暇だからゲームしようよ!』


「俺、あんまりゲームしないんだけど」


『いいからいいから!お、ミルキが面白いって言ってたゲーム!!よし、これしよ!!』


飛行船ではイルミと暇潰しにミルキのオススメのゲームをして楽しむことにします。


若干嫌そうなイルミは無視だよ、無視。
 

[ 69/153 ]

[*prev] [next#]
[back]
[しおりを挟む]



人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -