3

 
「誰と当たるのかな?でも俺、名前達とは戦いたくないな…」


ゴンが辛そうな顔をしてそう言った。


『そうだね。当たらないことを願うよ』


ネテロ会長の考えることは私にもさっぱりだから分からないんだよね。


ゴンが言うように、ゴン達には当たりたくないなぁ。


キルアとさっき戦った時も結構体力が限界に近かったしな…ってあれ?


キルアって今どこにいるんだろ。


『ねえ、キルアってどこにいるの?』


私は三人に尋ねた。


「キルアなら部屋に戻るのを見たが…」


「それなら俺も見たぜ。声かけたんだが、考え事してるようで気付かなかったようだが」


キルアは私と戦ったあと部屋に戻ったようだ。


考え事って、何考えてたんだろう?


「キルア、シャワー浴びたらこっちに来るって言ってたよ」


私が何か考えることあったっけと考えているとゴンがそう言った。


『そうなんだ。じゃあキルアが来るまでここに居なくちゃね』


私達四人はキルアがくるまで、待っていることにした。




 面接


《(そういえば私、キルアにセクハラされた!…顔合わせ辛いかも)》


〈あれ?何か名前顔青くなってない?〉


〈恐らく何か思いだしているのだろう〉


〈ありゃー男絡みだな。ほっといてやれ〉
 

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