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昨日は寝床を確保してから、すぐに寝た私は眩しい光に目を覚ました。


『んー…、眩しい…。…………は?』


何故か目を開けると、目の前には動物がいました。


…どうして?


『あの、動物さん?』


動こうにも動けない。


仕方なく目の前の動物をじっと見ると、見覚えがある。


『あ、もしかして昨日の…』


昨日寝床を探してたら、この目の前の動物、もといリスさんが木の実が届かなくて困ってたから取ってあげたんだっけ。


私が一人で思いだしていると、リスさんが何かを差し出してきた。


「キュイ」


差し出してきたのは、偶然にも私のターゲットのプレートだった。


『くれるの…?』


「キュウ」


リスさんはプレートを私に渡して、去って行った。


『集まっちゃった、6点。…暇だし、誰か探そう』


私はプレートをポケットに仕舞って歩き出した。
 

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