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『まあ、ね。ヒソカと一緒にハンター試験受けに来たんだよね。黙っててごめんね?』
家はキルアと同じく暗殺一家であることや、一年前からヒソカと旅をしてることも全て話した。
ゾルディック家共仲良くさせてもらってます、って言っても、キルアはあんまり驚いた感じじゃなくて、やっぱりって顔だった。
『…驚かないの?』
恐る恐る聞く。
「だって何となく裏の人間かなと思ってたし。まあ、ヒソカとか親父達と知り合いなのにはちょっと驚いたけど」
嫌いになったかなって心配になってたら、キルアは見透かしたように、名前は名前だから嫌いになんかなんねぇよ、って言ってくれた。
『ありがとう、キルア!私、名字家の二女の名字名前です。改めてよろしく!!』
そう言ってキルアにフルネームで自己紹介を済ませると、キルアが固まった。
「マジ?…お前、名字家の奴かよ!」
『??』
告白「(…この様子だとやっぱ覚えてねぇよな。名前と6歳の時会ってるなんてさ)」
『キルア…?』
「っ!!お前、顔近いって!!//」
『私が名字家だとマズイ?…嫌いになる?』
「違げぇって!名字家ってことは、親父達も超仲良いじゃん?だからビックリしただけだって」
『良かった…。あ、ゴン達にも話さなきゃいけないね。キルア、ゴン達のとこ行こう!』
「あ、ああ//」
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