4
「やけに賑やかだと思えば、名前、来ていたのか。…数人、名前目当てでホームから出た奴もいるようだな」
シャルのメールにより集まったメンバーで話していると、クロロが自分の部屋から出て来た。
ちなみに、今ここにいるのはマチ、パク、シズク、シャル、フェイだ。
いないノブナガとウボォーは二人で軽く暴れてるみたいだし、あとは皆ホームに帰ってるみたい。
『うん!あ、ねえクロロ。ちょっとの間ここに泊めてほしいんだけど…、ダメ?』
「……ヒソカと喧嘩でもしたのか?」
『まあ、そんなところ。私が一方的に怒ってるんだけどね』
勘のいいクロロにそう答えると、クロロは仕方ないと言う顔をしながらも了承してくれた。
「寝る部屋は好きにしろ。お前なら誰でも喜んで寝てくれるだろうからな。ああ、でも今日は俺の部屋で寝ろ。いいな?」
『わかった。じゃあ皆と一緒に寝たいから六日間お世話になります!』
クロロの条件に頷く。
一週間後はヒソカとの試合があるから、六日だけいよう。
そしたらヒソカとも話さなくていいしさ。
よし、それで決まり!!
お泊り《じゃあ今日がクロロでー、明日からマチ、パク、シズク、シャル、フェイの順にお部屋にお邪魔します!》
〈あ、それから飯作りは名前の仕事だ〉
《え、そうなの?まあいいけど》
[ 132/153 ][*prev] [next#]
[back]
[しおりを挟む]