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ヒソカとクロロの二人は話しを終えていたようなので、私もクロロと少しの談笑をして切り上げた。


「今度はいつ来る?」


『9月1日の仕事の時に来ようかなって』


「そうか」


またヨークシンで、とクロロとも別れて天空闘技場に向かう。


天空闘技場に行くのはお金を貯めたいっていう思いもあるけど、一番はキルアとゴンに会いたいから。


「名前、そっちは天空闘技場とは逆方向だよ◆」


『わ、わざと間違ってみただけだよ!!』


方向を間違えるほど楽しみらしい…。


自分自身間違えたことの恥ずかしさやら何やらで穴に入っていたい気分だ。


ああ、やってしまった…。


自己嫌悪に陥りながらも、表面上は何事も無かったのかのように飄々と振る舞う。


ヒソカはそんな私の行動をやっぱり笑いながらも面白そうに見るだけ。




 旅団と決意


〈(ホント可愛いなあ…◆ああ、何だか興奮してきたよ☆)〉


《(恥ずかしいっ!!いっそのこと、おもいっきりツッコんでくれたらいいのに!!)》


〈(名前は益々女に磨きがかかったな。特別綺麗な容姿ってわけじゃないのに人を引き付ける。ヒソカが離したがらないはずだ)〉
 

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