ひとりで頑張ろうとなんてしなくてよかったのに


あなたは決して弱い人ではないけれど
一人で立ち続けるには
あまりにもその背に背負い過ぎているものは重過ぎると思うの

だから・・・
どうか崩れ落ちてしまう前にこの手をとって・・・
私はあなたほど強くはないけれど
それでも少しは支えになれると思うから

だから・・・
どうかこの手をとって私にあなたを支えさせて?
私は強がりなあなたの代わりに泣くことも、悲しむこともできるから

だからどうか・・・・
私がいるのに一人で歩き続けようとしないで?
見つめるその背が、いつか押しつぶされてしまわないように・・・・



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