誇れるものがない自分をあなたは好きだと言った
顔はどちらかと言えば幼い方だと思う
スタイルも良いとは言えないし
人に自慢できる特技もない
それでも
それでもあなたは私がいいと言ってくれた
他の誰でもない私を選んでくれた
でもこんな私だから・・・・・・
嬉しいのと同時に不安でもあり、不思議でもあった
何で私何だろう、と
いくら考えても分からなく
やけになって本人に直接尋ねてみたら・・・
「バーカ。そんなの、お前がお前だからだろ?」
エドの答えの意味を理解するにはまだ幼すぎた私だけど・・・
それでも、向けられた笑みに胸が熱くなるくらいには愛というものが分かってきたのかもしれない
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