あなたさえいれば……夢を見ていた僕らが現実を知るとき

夢を見続けていられるほど子供ではいられなくて
現実を直視し続けられるほど大人にもなりきれなくて

たった一人の存在だけでは生きていられないと実感したあの日
あなたはたった一言ごめんと呟いた

そんなあなたの手をとっても
私は何の言葉も紡ぐ事は出来なかった

どこか遠くから
夢の終わりを静かに告げられた



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