4.泣かせてみたい


「さーどれにする?」




「うっ・・・・・」




「おーいマイ、早く選べよ〜」




「う〜〜〜、全」




「全部っつーのはダメだからな?」




「えーーー、リオの意地悪!」




「ほ〜そんな事言っていいのか〜?

別にうちはこんなもの今すぐにでも捨ててもいいんだぞ〜?」




「あーーー!!!

待って待って待って!!!

リオ様、お優しい!

意地悪だなんてとんでもない!」




「だろ〜?じゃー選べ」




「うぅ〜〜〜でも〜・・・・」




「迷うか?迷うよな〜。

なんせマイの愛しのエドの写真だもんな〜」




「くぅ〜〜〜、この眼鏡かけて本読んでるの素敵だよね〜・・・

でもこのアルと話してる無防備な笑顔とか反則過ぎだし・・・・

でもそれを言ったらこの寝顔とか犯罪級だよね!」




「どーする?マイが欲しいやつ1枚だけやるぞ?」



「・・・・・・・・・じゃあこの寝顔」




「おっそれでいいのか?

後悔しないか?

こっちとか本当にいいか?」




「う〜〜〜そっちも捨てがたいーーー!

そうこの角度とか私の好みドストライクで!!!」




「じゃあこっちのはもういいな?」




「あーーーそれも好き!

だって見てよこの瞳!!!

もうね、見てるだけでクラクラしてくる!!!」




「ほーら早く選べ〜〜〜」




「うっ・・・」




「・・・・・」




「うわ〜〜〜ん、リオさーーーん!!!」







この前の変な質問の復讐だなんて、そんなそんな!


でもたまーに泣かせてみたいなんて思ったり、な・・・



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