子供っぽい一面
「どうしてここに居るんですか?」
「ふふ、ダブルバトルなんてどうですか?」
「だからってポケモンリーグでそれをするのは無茶ですよ」
「そうかしら…あ、そうそう、“痴れ者が!”も二人で言いますか?」
「セヴリーヌ、話を聞いてますか?言わなくて結構です」
「そうですか、残念です。では私は高みの見物、ということにしておきます」
「待ってください、そこでずっと居るつもりですか?」
「駄目ですか?」
「気になるんですが…そこで見られていると」
「分かりました、ではズミさんが来るのを待ってます…あなたが来て嬉しいからって『ごはんにする?ライスにする?それともお・こ・め?』なんて聞きませんし」
「色々ツッコむ所があるのですが…」
「全て同じです、っていうツッコミなら要りません。王道の『ごはんにする?お風呂にする?それともわ・た・し?』ではないんですか、というツッコミも要りません。何故そんな話がいきなり出てくるんですか、っていうツッコミも受け付けません」
「…セヴリーヌ、拗ねてますか?」
「あなたにそう見えるならそうなのではないですか?良い年して、って言うんですか?」
「…いえ、今日は必ずあなたの所に行きますから待っていてください。それとダブルバトル、していきますか?」
「…はい…でも無茶なんですよね?」
「ここに居る暇人を呼んで来て巻き込めば出来ますよ」
「なるほど、その手がありましたか…」