雛祭り終了の合図


「あっ。」
次の授業に向かう途中、声を上げた麗奈に燐はビクッとした。
「どうかしたか?」
燐が声をかける。
「あっ、いや大したことじゃないんだけど。」
すると麗奈は燐の方を向いて言った。
「お雛様、しまうの忘れてた。」
打開策が見当たらないといいたげな顔をする。
「? それがどうかしたのか?」
「お雛様は雛祭りが過ぎたらすぐ片付けないと嫁にいきおくれるの。」
今にも困ったわといいたげな表情をする。
すると燐は笑顔でそう言った。

「俺のところに嫁に来いよ。」


雛祭り終了の合図

「どうせならゆっきーもいれて3人で住みたいね。」
(プロポーズ無視!?)


back
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -