診断してみました。衝撃の告白!編

「お、彗!面白い診断サイトがあるぜ、ちょっと来てみ?」

放課後、チラッと覗いた2年神話科の教室に居た犬飼先輩が私に声を掛けてくださった!
そんなシチュを逃すわけも無く、私は光の速さで犬飼先輩に駆け寄った。

先輩が開いていたサイトにはこんな画面が表示されていた。

衝撃の告白!:あなたの衝撃の告白とは。


「? 犬飼先輩、これ、何ですか?」

「ああ、これな。ここに名前を入れるとその人の衝撃の告白を表示してくれるんだ。これが結構面白いんだぜ?例えば、ここに『白鳥弥彦』って入れると・・・・」

「い、犬飼ィ!それはさっきやったからもういいだろー!!!」


慌てる白鳥先輩を他所に、犬飼先輩はサメっ歯をニィと見せてエンターボタンを押した。


「うわあああああ!成宮、見るな!見ないでくれエエエエ!!」


パッと表示された画面には、



《私、実は変態なんです!》



「え、まじでか」

「そんなわけないだろー!ツイッターの診断メーカーで誰かが作った診断ツールだよ! 本気にしないでくれorz」

「よし、月子先輩に言ったろ」

「成宮・・・・・・お前、」

「いやだなぁ冗談ですよー。・・・で、犬飼先輩はどうだったんですか?」

「・・・・・・見たいか?」

「はい!」

「ダメだ。18歳未満閲覧禁止ー」

「ええー!?先輩だって18歳未満じゃないですか!」

「お前はお子ちゃまだから目に毒なの。じゃ、次は・・・・・・小熊辺りでやってみるか♪」

「おおっ、それ面白そう♪」

「白鳥先輩、立ち直り早いですね・・・」

「小熊伸也・・・っと」



《私、実は変態じゃないんです!》



「「・・・・・・つまんねぇな」」

「まぁ普通ですね;」

「じゃあ、気を取り直して次は不知火会長いってみよー!」

「おっ♪それいいね!」

「不知火一樹・・・っと」


・・・・・・



《私、実は腐ってるんです!》



「「「ぶ、わはははははははは!!!!!!」」」

「な、なんだこれ!面白すぎる!!」

「会長・・・実はこの通りだったりして」

「ヒィー、腹いてぇ!! 次、次!じゃあ次は宮地辺りで・・・」

「・・・お前ら、部活に来ないで何してる」

「「げっ!!!み、宮地!!!」」

「早く部活に行かんかーー!!!」

「「は、はいいいいい!!!」」

「・・・あーあ、パソコン置いて行っちゃった」


この後、彗が弓道部までパソコンを届けに行きましたとさ。

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全キャラで診断しましたが、結構キワドイ答えもありました。
是非試してみて下さい(笑)
ちなみに私は《私、実はbotなんです!》でした。botって・・・・・・


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