STAR FESTIVAL〜水属性の皆さんに質問

彼女と一年に一度しか会えないとされたらどうしますか?



「現時点でわずか一分間、あいつに会えないだけでも無理なのに一年なんて論外だ。俺はどんな手を使ってでもあいつに会って奪い返しに行く」

「東月・・・・・・お前にしては、その、なんだ、過激な発言だな」

「そうか?・・・・・・俺はこういう人間だよ。独占欲が強いんだよ。そうだよな哉太?」

「なっ!なんで俺に振るんだよ!まぁ、錫也の独占欲は『オカン』的ではあるな」

「ははは、面白い冗談だなぁ」

「(錫也・・・その笑顔こえぇよ!)」

「おい、俺も何か言ったほうがいいのか?」

「ああ、すまない。そうだな、宮地だったらどうするんだ?」

「俺は・・・会えないとされる時間を一分でも短くするための努力をしよう。俺もあいつに会えないなんて耐えられないからな。」

「おおっ!流石は『努力の天才』だぜ!」

「茶化すな、七海」

「わ、わりぃ・・・」

「「で?」」

「は?」

「哉太はどうなんだ?」

「お、俺ェ!?」

「ああ。どうなんだと聞いている」

「・・・・・・俺は、写真を撮るしかとりえがねぇから、あいつが好きな星や物、景色の写真を沢山撮って送ってやるんだ。」

「写真だけでいいのか?」

「っな、い、いいに決まってるだろっっ!」

「あー、はいはい。・・・まったく照れ屋なんだから」

「ま、まぁ、その気持ちはわからんでもない。俺も、あいつの前では素直な気持ちを出せないからな」

「二人ともだらしないなぁ〜。よーし!では東月先生が彼女への胸キュンアプローチを指南してしんぜよう!」

「な!」 「い、いや、遠慮する!」

「好きな子へのアプローチはまず目線!斜め下から見上げるようなアングルで優しく見上げて・・・」

「「うわああああああああぁぁぁぁ!!」」



錫也一人勝ち。


☆今時、”胸キュン”って。ないわwww

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