STAR FESTIVAL〜火属性の皆さんに質問

彼女と一年に一度しか会えないとされたらどうしますか?



「無理だな」

「無理ですね」

「俺は会えるまで愛を叫び続けるぞ!!」

「………」

「………」

「な、なんだよ!その目は!!」

「ぬるいですね」

「ああ、ぬるいな」

「だから何!?」

「傾向として、僕たち『火』の星座は燃え上がるような恋愛をするものなんですよ。なのに、ただ見てるだけって何ですか!?」

「俺なら、そんな運命、この手で変えてやりますよ」

「僕は、一年に一回とか無理なんで、会いたい時に会いに行きますね。ま、障害があっても僕ですから余裕です」

「や、好きだからこそこの気持ちを会えるまで伝え続けるんじゃないか!!」

「だから、会いに行く選択肢はないんですか、先生?」

「そりゃ俺だって・・・!でも、そしたらあいつに迷惑がかかるだろ?だったら、あいつに迷惑がかからないで俺の気持ちを伝えられる手段を使うんだよ。大丈夫さ、俺の声は必ずあいつに届いてる。だからこそ自分の声で伝えるんじゃないか!!」

「「いろんな意味で暑苦しい」」

「うわーん!!こいつらがひどいよー!!」



☆直獅ガンバレ

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テーマ「人外ファンタジー」
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