各人推しポイント

須藤崇一
わかりやすいブラコンキチ。
「お兄ちゃんどいて!そいつ殺せない!」を正気の状態でほざく頭のぶっ飛び加減は間違いなく火灯家で一番。兄への盗撮、盗聴を日常的に行い、兄のためなら殺人すら厭わない。セッション関係なしに日常の一部として人を殺すのはこいつだけ。
愛情の割合が対兄に極振りで他に対してほぼゼロな所もいい。最悪の一途な愛。でもこいつは正気だと主張し続けたい。

本村寛介
スイッチオンオフが激しいおっとりおじさん。
自分の中で「ここだけは」という境界を決めてその中身は何が何でも守る系おじさん。中に対しては何をしても何をしてでも庇い守りただ愛する。一歩でも外に出ようものなら無関心、最低限の礼節のみを尽くす。箱庭を害そうものなら徹底的に叩き潰す、慈悲は無い。何もかも捨ててきた寛介が唯一見つけた妥協点だからこそ何が何でも譲りはしない、何をしてでも(大事なので二回言った)。
ホワイトやくざ三名の中で一番正気じゃない気がする。

本村あかり
寛介命な盲目淑女。
崇一と似たキチでありつつも寛介のコントロールのおかげでぎりぎり一線は越えていない。無益な殺生、駄目、絶対。
恋愛模様の雁字搦め感が一番の推し。家庭の中で笑っている寛介が好き、愛している、欲しい。でも寛介が手に入ったとしても寛介の家庭が壊れることになり一番欲しかったものは手に入らない。しかし目の前にある欲しいものに手を出さない事等出来ない。だがしかし……。って感じ。うまく説明できないのがつらい。
あかりは「寛介」が好きなのか、「本村家」が好きなのか、「理想的な家庭」に憧れているだけなのか。
この葛藤を抱えてるくせに目の前にいる寛介に尽くすことで一時でも忘れようとしてるあっかりんが愛しい。

レネ・バルヒェット
コミュ障ドイツ人外科医。
語ることなど無い、天使である。
そもそも顔良し頭よし運動神経よしの完璧人間が明らかに自分以下のスペックしか持たない奴らに数の暴力によってメンタル削られてボロボロになるその弱さが愛しい。弱さに付随する自信の無さが愛しい。
それでも頑張っていろんなものを克服しようとするその姿勢が応援したくて、また羨ましい。愛しい。

静狩彩音
押せ押せ系嫁。
ボロボロになって人と接する事すら上手くいかなくなっていたレネを受け止めてよしよしするその包容力が私の中では既に最&高。
おっとりとしていながらも絶対に自分の意見を譲らない強かさと一歩引くと見せかけてがっつり肉食系な所がたまらない。
レネ彩と言いつつ彩レネなんじゃねぇのってたまに主張してるけどやっぱり間違ってないと思うんだ。
実は中身の性質正反対夫婦はいいぞ。

アイテル・バルヒェット
精神年齢幼児系お兄ちゃん。山で野菜と蜜蜂に囲まれる野生児。
語る事は無いシリーズ第二弾。バルヒェット家は天使なんだ。
レネに対し兄ならではの包容力を見せつつも「日本にはニンジャがいるんだぞ!怖いんだぞ!!」と真顔で言い放つその幼児性がたまらん。淋しんぼ拗らせすぎて二か月に一回くらいのペースで日本に来る。来過ぎだ。某フォロワーさんから「アイテル兄ちゃんは幼女」と言われるが本当に幼女ではないのかと思っている。そんな幼女もショットガンで軍の一個小隊を壊滅させ「きたねぇ花火だな」と言い放つ。ハードボイルドが過ぎる。

雪路哲生
青春爆走系ビッチ神父見習い。
財閥に妾の子として生まれ、策謀に両親を奪われ身売りしまくったてっちゃんだけどなんだかんだ教会で人らしい生活を送れているようでお母さんはほっとしています。お母さんはそれだけで満足です。それだけで大分尊い。海が丘教会が尊い。

篠宮烏香
抱え込む系苦労人バーテンダー。
哲生の腹違いの兄且つ哲生の母親死亡の一つの要因。
レネとは違う部類ではあるけど「完璧人間のくせにメンタル弱い」パターン。自分で自分を痛めつけて、許され決着がついてるはずの葛藤を自分で掘り起こす身勝手なドM野郎。大好きです。こいつが自分を許せるようになる時は来るのだろうかとそわそわしてるけど多分こない。完璧を求められていたからこそ自分が一番自分に完璧を強いていて臆病に頑固に育っていったタイプ。最高。

黒墨蓮見
ラスボスだったはずがヒロインになった探偵社社長。
哲生、烏香の腹違いの兄にあたる存在。烏香さんがてっちゃんを探すにあたって色々協力してあげた人。
キャラ崩壊起こしてて中々出せないけど車いすサイコパスがコンセプト。持ち込まれた事案の中に「加害者」と呼ぶに相応しい人間がいたら警察に届ける前に事務所にお連れして様々な事を尋問(拷問、懲罰)するという設定。引きこもりだったり本の虫だったりがっつり好みを詰め込んで生まれたはず、生かせてない、死にたい←
幸せにも探偵社セッションをいくつか作ってもらって動いてる子だけれどもどう見てもヒロイン。姫抱っこがよく似合う年齢不詳成人男性。

ヴァシリー・原
身体は大人、心は少年!その名も、交番勤務ヴァシリー!
お堅い警察という職業にありながらも子供の心を忘れず毎日仕事をサボって子供たちとサッカーに明け暮れる純粋さ。しかしその奥に隠された「子供の瞳ってキラキラしてていいよね……」という欲望とフェチズム。好みの眼をした人間には老若男女問わず惚れて「俺を見てください」と言い放つ気持ち悪さ。たまらん。礼を尽くして頭を下げる人に「顔上げろっつってんだろ」といったのは忘れられない。

三枝木御苑
恋するマッドサイエンティスト。
最初は「頑丈だから、私の薬があんまり効かないから」という理由で志鶴に惚れた御苑だがなんだかんだ情が移って死体ずっと取っておく程度には志鶴の事愛してるんだなっていう。わかりやすそうでわかりにくい愛のカタチを持ってる子だなって思ってたから志鶴が死んだ後の展開はするっと出てきてからホッとしてた。シンプルなようでいろいろごちゃごちゃ考えてるところが御苑の魅力であると思ってる。シナリオNPCで結構登場させてるけどその片鱗が見えてると嬉しい。

三笠志鶴
被検体兼警察官兼恋人。
ごちゃごちゃとしてよくわからない御苑の愛情をただ受け止めるだけだった流される系女子だったけど死ぬことによってひも解くことの重要性を覚えて帰ってきた。その覚醒の過程が尊いと思っているけど書いてないせいで知っている人間がごく少数で若干つらみを感じている。書こう……。そもそも志鶴が御苑を愛していたのかわからない、流されていただけなのでは?という疑問が私の中にあったのでその疑問がはっきりしてくれただけでも死んでよかったのではと思う。其処にちゃんと愛はあったのだ。

善武紫郎
善武フラッシュ!!!!!!!!!!!!!!
天使ではないがこの一言で説明は終わったと思っている。
平和な国の正統派シスコン兄貴(ただし他人には超絶面食いである)
妹の恋人が男だか女だかめっちゃ曖昧な人間なので扱いに困ってる、でもめっちゃ美形だから写真撮らせろくださいしてる。この困惑してるくらいが紫郎は可愛いです。SUKI

善武漆葉
恋に恋して恋に悩む中性的アイドル。
中性推しでボーイッシュなカッコばっかりさせられてるのに恋人と同棲してる家に帰った途端女の子になるのめっちゃ可愛いと思うんだ。一回キャラ立ちしなかったから漆葉は消そうと思ってたけどリメイクしてコンセプト立てたらめっちゃ可愛くなって興奮しっぱなし状態。これからも存分に女の子してほしい。ギャップで楽しませてほしい。ギャップ最高。君は女の子なんだ。

合歓垣志雄
女を捨てて女に生きる芸能マネージャー。
漆葉を無条件肯定して女の子に戻してあげる要員として考えて作った感じがあってそれをもとに考えてたら男よりも強く男よりも男らしくなり私自身が志雄の夢女子になりそうで結構つらい。それでもお前も女子に戻るときがあるんだろう……?と考えるとムネアツ。
あとこれだけカッコよく作ってしまうと志雄ちゃんもトラウマえぐってメンタルブレイクしたくなる……眼帯奪い取りたい……

紫青
恋人と友人を一気に失くしたテロリスト。
紫青に対してはとにかくクズとしか言えないしそれでいいと思っているのでそれでいいんだと思います。恋人の終わる事の無い復讐と八つ当たりに義乃の恋心利用するだけ利用してあとはいいやというその姿勢がたまらん。もう彼は何に対しても興味なんて持ってないんだろうなと。無駄に頭が回る分人の色んな考え方は知ってるけど、いい生き方がどんなものなのかってものも知ってるけど、これが私の生き方だから仕方がないって諦めてる感じ。好き。いずれ自殺しそう。

義乃
モノになりたい系テロリスト。
紫青の思惑についてはわかってるけれどまぁそれでもいいかなって思っている系男子。自分の意見がまるでない。紫青が好きであること、学生時代の思い出、その二つだけで生きてる感じ。好きでいるのにもいちいち痛みが伴って煩わしいから来世は何も考えなくていいただの物体になりたいとか漠然として思ってる。そういうやつを泣かせるのが火灯は好きです。

図帖委員
淋しいのが嫌い系高校生。
淋しいのは嫌いだけど近い人間が死ぬ経験が多すぎて「だったら一人の方がましじゃん」した男の子。最近友人が死んだのをきっかけに「もう死んでも友人なんて作らん」と誓った。そんな強がりを無理矢理剥ぐのが好き。火灯家は強がり男子を徹底的にいたぶります。あと反抗期真っ盛りなので寛介と一般家庭にありそうなやり取りをしてくれるの好きですね。

[ 12/16 ]

[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]



×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -