Original World
年表１(24年〜246年)
フォウト暦24年
グレスエート地方のリシテール国にて、ヴェルディアースィア・ウェル・ディ・ピューティエンが貴族の娘として生まれる。
30年
やんちゃなヴェルディアースィアは家庭教師や両親に怒られつつも、自由に憧れを抱き始める。
33年
ヴェルディアースィアが屋敷を抜け出して庶民の子と遊ぶようになる。
37年
ヴェルディアースィアに婚約者が出来る。
それと同時に屋敷を抜け出す頻度が上がる。
40年
ヴェルディアースィアが屋敷を抜け出し庶民と遊んでいる所を婚約者の家族に目撃され、婚約破棄。
怒ったヴェルディアースィアの両親はヴェルディアースィアを軟禁状態に。
41年
リシテール国とフィンデス国間で戦争勃発。
43年
軟禁生活に慣れてきた頃、人がいないスキを狙って昔のようにヴェルディアースィアが屋敷を抜け出す。
けれど街の外で流れ弾に当たってしまい死亡。
44年
ヴェルディアースィアはヴェルディスと言う名の死神見習いとなる。
終戦。
51年
ヴェルディスが見習いを卒業、一人で魂切り離しが出来るようになる。
卒業した日から新米上司とペアを組んで仕事をすることに。
84年
世界のどこかにある魔女の国にてアッツェリテルト・ハーヴェラが魔女の娘として生まれる。
90年
魔女としての才能に恵まれたアッツェリテルトは様々な魔法や魔法薬の作り方を学んでいく。
エルフと獣族の間で争い勃発。
91年
争いが収まる。
ヴェルディスが死神上司を嫌がるようになってくる。
96年
11歳と数ヶ月でアッツェリテルトは魔法で自分の成長を止めてしまう。
97年
魔女界で成人年齢とされている12歳に達すると同時に、アッツェリテルトはただの絵本を一冊だけ片手に魔女の国を出て人間の世界へ出る。
その後は色々な国に住んでは引っ越しを繰り返した。
140年
アッツェリテルトが本の世界に行く魔法を編み出し、気に入った絵本に住む事にした。
156年
フィリスト王国が勢力を増してくる。
アッツェリテルトの住む絵本が、絵本を描いている一人暮らしの老人アズ・ジェーリスの手に渡る。
160年
アズがアッツェリテルトのために絵本を描き始める。
163年
アズが絵本を完成させる。
アッツェリテルトは絵本に魔法をかけ、本が汚れたり駄目になったりならない様にし、その絵本を住処とした。
169年
寿命によりアズが死亡。
この時魂を身体から切り離しに来たヴェルディスと死神上司とアッツェリテルトが出会う。
切り離しやアズの埋葬が終わった後、一人身の老人と幼い魔女の組み合わせが不思議に思った死神二人はアッツェリテルトと少し話をする。
それからヴェルディスがアッツェリテルトを気に入り、ちょくちょくアッツェリテルトの元へ遊びに来るように。
アッツェリテルトは暫くアズのいなくなった家で一人暮らす事に。
170年
死神上司がアッツェリテルトをヴェルディスの保護者扱いするようになってくる。
171年
アッツェリテルトが自分に特別な魔法をかけ、寿命を長くする。
173年
フィリストが女王国になる。
180年
女王国フィリストと聖国セインティアの関係が悪化。
198年
カイティア地方にて女王国と聖国間で戦争勃発。
大規模な戦争によって死神の仕事が一気に増えだす。
200年
戦争の状況が悪化。
大量に増えた仕事をヴェルディスは真面目に必死にこなすもそれは減らずに増えていく。
201年
フィリストがメルニル地方の山奥にあるドールハウスで戦闘人形の開発を開始。
数ヵ月後にさらに戦争の状況が悪化、それと同時に種族ごとの争いも多くなる。
208年
学者ムルウィス・ロゥ、ワルツ・アルメリス、ハズキ・セイリスの手によりドールNo.1・CB01の試作品が完成。
210年
ドールNo.2・CB09"フォン"、改良ドール完成。
一般兵に紛れても問題ないようにドールにも名前をつけるようになる。
戦争の波が少し収まる、ほぼ休戦に近い状態に。
211年
ドールの量産開始。
生産されたドールは施設内で戦闘訓練を行っていた。
212年
ドールNo.12・CB64"ミズキ"、ドールNo.14・CB72"ミサキ"、ドールNo.17・CB89"アズサ"
が完成、ハズキが名付けた。
ドールNo.1〜10を軍に入れ、戦争再開。
214年
再び状況が悪化。
ドールNo.3、5、9、10が重傷を負って施設に帰還。
それと同時に聖国にドールの存在、施設の場所が特定される。
215年
聖国からの工作員により、施設にいるドール達が壊れたドールの存在・その後の事を知る事になった。
感情のあるドール達の中で施設を抜け出したいと思うものが出てくる。
216年
施設が聖国軍に襲撃される。
それと同時に施設を抜け出したいと思っているドール達が脱走。
残るドールと聖国軍が戦い、ドールを逃がすまいとした追手がいる中逃げ切ったのは、ミズキ、ミサキとほんの数体のドール、アズサは施設に残った。
襲撃事件では聖国軍が勝利。
生き残った学者たちは捕虜となり、施設は焼き払われた。
ミズキとミサキは行き場を求めて各地を彷徨う。
217年
旅先でミズキが恋をし、そのままミサキと別れる事に。
219年
死神の仕事が落ち着いてくるが、がんばりすぎたヴェルディスのやる気が尽きる。
上司が気を使って仕事の量を減らしてあげるも、それと同時にヴェルディスの不真面目スイッチが入ってしまう。
220年
完全にやる気を使い果たしてしまったヴェルディスは仕事に対して完全に不真面目になってしまう。
227年
ドールハウス襲撃事件の際に施設から逃げたドールNO.11・CB58"イリス"と魔女のユリアがグレスエート地方にある世界の港街ダリアクロウにて人形店イリスを開く。
表では普通の人形を取り扱い、裏では逃げ切ったドール用にパーツの生産や改良の研究をしている。
230年
ミサキは商人の護衛などをしてお金を稼ぎつつ色んな国を渡り歩く。
237年
イリスとユリアが結婚。
246年
ミサキが、ある場所にて生き物が寄りつかないまでに深い森の奥にて廃墟と化した神殿を発見。
持っているお金全てを使って魔女に依頼して神殿に特殊な魔法をかけてもらい、その後神殿内部にて機能を一時停止して眠りにつく。