気ままに呟くよー | ナノ
365...?

(あとがきというか、振り返りに近いかも)


1章 別れと始まり
 1:存在
まだここを書いていた時は、"セルフィラ"と呼ばれる存在の設定を思いつき、主人公は一般人で書こう、としか考えていませんでした。
とにかく長編小説を書きたい、ただそれだけの勢いスタート。
……まあ、今も勢い更新には違いないですが。

 2:始まりの出会い
ここでなんとなく話の方向性が決まりました。
そして昔と今でかなり加筆修正が行われた話です。
当初はキャラの見た目とかは設定画を見てねな感じでやっていこうと思っていたのと、相変わらずの勢いで書いていたので、話を伝える気の無い不親切な小説でした。
その事は確か、今と比べると文字数は今の三分の二程度だった気が。

 3:光のディレスト
色々説明と、フリージア様、そしてパリエル。
ここも説明文を増やしたので昔と比べて結構文字数が増えてますね。
あと基本的に私はやんちゃで幼めな王族が大好きなようで、今回もやっぱりそんな感じ。
ヴィスラとフリージアの関係も好みを通しています、ああいう関係って素晴らしいと思うのです。
パリエルは…正直ここのパリエルは書き直し候補に入っていたり。
ここのパリエルはまだキャラが安定していないです。

 4:世界(1|2)
文字数が微妙なのと、説明を入れたらぐだぐだになりそうなのでここは分割。
正直このあたりまでは私の中でキャラも設定も安定していなかったので、以降の話を読むとなんとなくキャラが違うなーって印象を受けますね。
そして最後の追記部分にフリージアの花言葉を書きましたが、これは本編に関係があるわけでもフリージアの名前に重要な秘密が、なんて展開になるわけでもなく、単純に花言葉を元に名前を決めましたよーって感じなのです。
そうなっているのかはさておき、ですが。
ちなみに今後の敵キャラやアイテムなどはここで既に設定が決定していました。

 5:襲撃
ルイン襲撃。
敵の中で一番襲撃してきても(目的的に)問題なさそうなルインを行かせました。
と言えば聞こえはいいものの、正直言うとルインが気に入りすぎたあまりに早く話に登場させてあげたかったからというのが本当の理由。
ゲームや夢気分な奏に現実を知らせるのと同時に、世界の違いによる感覚の差で思い違いすれ違いが発生。

 6:守りの力と力の意味
包丁なら料理のため、カッターなら物を切るため。
では武器類は?
好奇心で見たり触ったりはできても、その時の状況によりますよね。
それを手に取ったのが平和な時なら凄い凄いと落ち着いて見ていられると思うんですよ。
でも奏のように命を狙われているのがわかっているうえに、戦場がすぐ傍の所でそんなものを渡されてしまったら。
やっぱり、それ相応の使用方法を思い浮かべてしまいますよね。
フリージアの行動は確かに正しいものではあるけれども、それは影響される側が受け入れることができての事ですからね。
フリージア達にとって武器類を扱うのは当たり前のことだから、ついつい当たり前のように振舞ってしまった。
女王様といえども、やっぱりイレギュラーに即対応はちょっと難しいんじゃないかなーと。

 間:想い
ルインを出したかったのに出せなかったから書いた。
そう思われてそうですが、まあ一応そうっちゃそうですよね。
でもルインの存在をしっかり出しておかないと、今後の話で説明を繰り返さなければいけない部分が出てきてもなーという事もあり書きました。
パリエルとルインの関係がどういうものかもわかるし、まあ良かったんじゃないかと。

 7:安心
一段落と、名前の事。
ちなみにここまでは、奏がこの世界に来た日に全て起こっています。
…最初の区切りという事ですぱっと終わらせたら結構短くなってしまいました。


2章 血声恐怖
 8:迷い
軟禁と、恐怖と、声。
そして迷いと、矛盾。
声に普通に答えてしまうのは、自分の心の声と会話する感覚でついつい。
実態の無いものだから、警戒心が薄れているというのもありますね。
ちなみに、本来城内各部屋に時計はついていないんですが、奏の部屋のはフリージアがこっそり手配してくれたものだったりします。
もちろん、奏はそれに気付いていません。

 9:それは誰のために
分身人形と、服の事。
家族の事とか、本当はすぐに思い出してもいいはず…だけど、最初のうちは困惑してしまって自分のことで精いっぱいに。
その後思い出しても、元の世界で自分の事がどうなっているかを考えたら不安でいっぱいに。
聞きたくても、教えてくれなかったのには意味があるんじゃないかと疑ってしまい、なかなか聞けずじまい。
それでもやっぱり心配だし、不安なので勇気を出して聞いてみたのがこの話。
道中ヴィスラが謝り続けているのに若干の苛立ち(なぜ教えてくれなかったのか、なぜ忘れていたのか)を感じるものの、パリエルを見れば苛立ちは不安に変化。
そして微妙な気分のままフリージアのもとへ。
そして話は飛んで軍服に関して。
外に合わせに行くのはよろしくないし、外の人と合わせるのも良くないということで、お風呂中に勝手に服のサイズをリサーチ。
そのあたりに関しては、勝手に服をいじられたとはいえ自分の為とわかっているので、奏は特に気にはしていません。

 10:天秤にかけて
フリージアの気持ち。
最初の部分のは、建前と本心。
ずっと気楽で話しやすい女王様だったので、ここでしっかり女王らしさを出してみました。
真っ直ぐなヴィスラと、"女王"フリージア。
世界の一大事なうえに、それをどうにかしなくちゃいけない立場、そして女王であるが故に気丈に振る舞わなくてはならない。
なんか女王様視点で書いてて、RPGとかで王族がなかなか動かず面倒なことを色々しなきゃいけないのがしかたない事なのかもしれないってわかった気がします。
本心ではわかっていても、立場上簡単に動くことってできないですからね。
事実が周知にならなければ、一人に触発されて一人のために国を動かす、って思われて下手したら暴動になりかねないですし。
こうやって話を書いていて、こういう発見があったりするのってなんだか楽しいですね。

 11:優しさに触れて
ぶっちゃけ武器や荷物固定用のベルトって、知らなければなにこれ?って感じですよね。
私の創作では基本的に服用ベルトと武器荷物用ベルトは分けているので、奏は首をかしげるしかないです。
特に、短剣を扱うことが困難な状況じゃ余計に思い浮かばないですよね。
あと、携帯電話の存在意義も少々。
夢にしないためにも、帰る気持ちを忘れないためにも、現実が夢に浸食されないためにも、大切な存在。
薔薇庭園の部分は書いていて楽しかったものの、うまく伝わっているのか不安な部分でもあります。
私もそんな薔薇庭園、見に行ってみたいものです。
そして最後のヴィスラの決意、気持ちを言葉に。
フリージアに吹っかけられたとはいえ、ヴィスラなりに考えて、回りくどい事言わずにストレートに本心を伝えています。

 12:薔薇に誓う
フリージアの言いたかった事に気付いたヴィスラ。
そしてそれがどんな意味かも理解して、改めて"守る"と誓う。
ここの話は結構お気に入りだったりします。

 間:用途
ベルトの話。
道行く兵士さん、ごめんなさい←

 13:分身人形
もとの世界での扱いの真実を知る話。
奏はやっぱりまだ短剣がトラウマになっているためか、手の上に何か出されてつい声が出てしまいました。
そして"フリージア"の不安は今度はパリエルに気付かれてしまいました。
さすがに朝っぱらだからか、女王モードではなかった模様。
でもやっぱり、大事な事なのに即決断を下されたら心配しちゃいますよね。
そしてジェミニの意味を知る奏。
一度はショックを受けるものの、居場所を奪われたわけではないので一応は安心できました。
そして、もとの生活にきちんと戻れる事がわかったので、不安は希望へ。

 14:始まりの一歩
希望が見えたので、頑張って一先ずは短剣を持てるようになる話。
正直焦っていたのは私だったりします。
話の進みが遅すぎて、ちょっと焦り気味。
ルインもそうですが、リセスト様と雪鳥も敵組の中ではお気に入りの方です。

 15:美しきもの
氷の彫刻って凄く綺麗ですよね。
氷なので溶けるんですが、その溶けているところもまた良い、物凄い惹かれます。
逆に、溶けるからいいのかもしれませんね。
さてさて、持てたと思われた短剣はやはり一瞬だけであって、まだきちんと持てたわけではなかったわけです。
形としては小さな一歩ではありますが、奏での中ではかなり大きな一歩となったわけです。
一度でも触れたならば、諦めずに進めるという事ですからね。
その後の話は、パリエルは最初は外に放してるなんて珍しいと本心で思っていましたが、奏と話しているうちに違和感に気づきます。
そしてその違和感は直ぐに危険なんじゃないかという考えに変わり、行動開始。
雪鳥に勝つ事ができない時点で迎え撃つのは厳しいけれども、部屋から奏を連れ出すのはもっと危険だと判断して防護膜を作り出しました。
むむ、補足っぽくなってしまいましたね。

 16:心、信じて
戦闘開始。
ちなみにこういった戦闘描写なんてあまり書いたことがないので、ある意味私の中でも戦闘開始と言って良いかもしれません。
説明っぽいのと、奏視点なために曖昧な表現だったりするので、いずれ大幅な加筆修正が行われる予定です。
話の内容についてですが、一歩踏み出せたことにより、奏の中で短剣が恐怖の塊ではなくなっています。
そのため短剣に手を伸ばして、どうにかしようと思うに至ったんです。
でもパリエルはそんな奏の行動に気付き、止めます。
"余計なことをしなくていい"ではなく、"奏は絶対に大丈夫だから、私を信じて"という思いを込めて。
だから、パリエルは笑ったんです、安心させたくて。
例え自分の体力が尽きようとも、意識さえ保てれば防護膜を維持し続けられるから。
タイトルの、"心、信じて"は奏がヴィスラを信じて呼んだというのもありますが、パリエルが奏に信じてそこで待っていて欲しいと思っている事も含まれています。
パリエルが最後まで意識を保っていられたのは、奏を守るという気持ちが、想いが強かったから、ですね。

 17:違う道
最後まで迷ったものの、リセスト様のイメージは自由な雪女。
リセストがフリージアに会いに来たのはたまたまではなく、宣戦布告が目的。
それでも普通に雑談をしていたのは、最後に普通に仲良く話したかったから。
理由も、宣戦布告のタイミングも、仕掛けるのも、全て自分の好きなようにするのは自由人なリセストらしいっちゃらしいですね。
前半はそんなリセスト様の話でしたが、後半はパリエル達のところへ。
あんな状況なのにパリエルの意識が保たれているのは、奏のためもありますが服の方の影響もあります。
一応良い軍服なんです、鎧なしでも戦えるようにはなっているんです。

 18:同じを求めて
ちょっと自分勝手で面倒くさい男、エンリッヒ登場。
エンリッヒはヴィスラ達とは違った意味でフリージアと軽ーく話せる存在、微妙な毒舌を吐く感じ。
そんなエンリッヒの見た目はカラフルなファンタジーな世界からすれば地味で、でも奏からすればそれがほぼ"当たり前"の色。
特に背中で揺られている間なんてエンリッヒの見える部分が限られているだけあって余計に元の世界を考えてしまううわけで。
パリエルの事も考えてはいるものの、唐突すぎてこの時はエンリッヒの"黒"で頭がいっぱいになってしまっています。
そしてその結果、自分が"他とは違う存在"であり、自分が"異端"であると気付いてしまいました。
同じ人間ではあるものの、根本が違う。
次タイトルの、イレギュラー故の孤独に気がついてしまうんです。

 19:イレギュラー故の孤独
奏の事に関しては、なんか18話の部分で結構書いてしまった感がします。
それはさておき、ここで重要アイテム登場。
当サイトの創作設定にて魔法石の頁を見た方ならなんとなく想像できると思いますが、移動石――――ではありません。
奏がその場所に行ったことがないので、移動石じゃエンリッヒの部屋にはまだ行けませんからね。
でも一応、分類は移動石ではあります。
言うなれば移動石亜種でしょうか?

 間:今は眠ろう
パリエル仮復活、そしてタチの悪いエンリッヒ。
エンリッヒは面倒事を増やしたくないので適度に回復させてます、しかも患者に悪影響が出ないように。
実際そんな医者いたら大変ですよね。


3章 力の代償
 20:覚悟
目が覚めて、昨日を振り返る。
そして再び覚悟を決めるも、自分の考えのおかしい部分に気がつき、前向きな考え方に。
そのおかげかチラつく恐怖に対してもそこまで怯えずに済んで……。
無意識に言った言葉は、奏にとって良い言葉なのか悪い言葉なのか。
続きをお楽しみに!


短編:病的愛情
小話から移動したので他とは書き方が違う話になってます。
ルインのパリエルに対しての感情は、ヤンデレのような感じ。
ルインはヤンデレっぽいけれども、パリエルに対して愛情いっぱいなだけでそこまでヤンデレってわけじゃないんです、一応←
ちなみに、冒頭にあった"暇潰し"はフィゼの活動とは全く関係ありません。
本当に、ただの暇潰しなんです。
ただ、たまたまその時ルインの機嫌が悪くて、たまたまその家がルインの目についちゃって。
…あ、今読み直した時にちょっと気づいた事があるので軽く補足を。
ルインは爆破した家の跡地にいるんじゃなく、どこかの宿屋の一室にいます。



ここまで書いていて気付いたんですが、補足や状況の説明が多くなっちゃった気がします。
一先ずは完結目指して書き進めることを第一としていますが、ちょいちょいここに書いた補足が不要になるように適度に加筆修正を行いたいと思います。

そしてここまで読んでくださった方、有難うございます!
まだまだSelfilaは書き途中ではありますが、読んで下さる方や応援して下さる方のためにも頑張って更新していきたいと思います!
それでは!!

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