気ままに呟くよー | ナノ
365...?

後悔なんかするわけがない。
罪を犯したのも、今ここにいるのも、全て俺が望んで進んできた道だ。

ただ、あいつに出会わなければ良かったんじゃないかと、考える時がある。
大切にしたいと思えば思うほど、後悔しそうになる。

続かない時間程、憎らしいものはない。
しかし全ては俺が招いた事態だから、俺が周囲に怒りを感じるのは御門違いだろう。
俺はこれでも大人だ。
無責任に後先考えずに行動するような餓鬼じゃねえ。
今後どうなろうともそれが責任ってものだろう。



・ ・ ・
(強盗撃退後)


あいつは自ら手を汚したのか?
それとも、俺がやらせたのか?

世間に守られるべき存在であった被害者は、世間から攻撃される立場になってしまった。

あいつを守る者がいないのなら、俺が守ってやらないと。
それが責任だろう。

[ back / top ]

×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -