気ままに呟くよー | ナノ
365...?

「ナイトメア」
「なんだ」
「夏だぞ」
「言われなくともわかっている」
「気温が上がるぞ」
「ああ、そうだな。ブラッドも外套を外せば涼しくなるんじゃないか?」
「はぐらかすな」
「……腕を、掴むな」
「離せとは言わないんだな。…じゃなくて」
「私は脱がないぞ、この変態が」
「違っ、違う!そんな意味で聞いたんじゃない!俺は心配をしてだなぁ!?」
「そんな事、最初からわかっている」
「なら、」
「どんなに暑くとも私はこのままの服装だ。まあ、薄い生地のものにはなるが」
「暑すぎて倒れたり、体調不良になったりはしないんだな?」
「暑さになら慣れた」
「だからそういう問題じゃないんだっつの」
「くだらん心配をするくらいなら仕事をしろ仕事を」
「心配してるってのに、酷い言い様だな」
「ふん、笑いながら言う言葉ではないな」
「ナイトメアこそ、心配されて本当は嬉しいくせに」
「うるさい……というかいい加減手を離せ!」
「嫌って言ったら?」
「膝を、思い切り、上げる!!」
「っっっぶね!!っぶねぇ、マジで!!」
「ちっ、飛び退いたか」
「ナイトメアさんこれは全くもって笑えないです」
「そうか?私からしたら爆笑ものだがな」
「ひ、酷い…」
「なら帰れ、今がまだ仕事をする時間だという事を忘れるな」
「はーい」


夏場はメアちゃんは薄い生地の服になります。

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