気ままに呟くよー | ナノ
365...?

「マリスってば、男っぽい口調・行動のくせに、見た目は凄く女性的だよね」
「んだよ、ラナ。服と武器は母さんのせいなんだから仕方ないだろ」
「…マリスって、マザコン?」
「まあ、否定はしないでやるよ」
「へーえ。んでもさぁ、あたしが言いたいのは服とかだけじゃないんだけどね」
「あ?」
「いやぁ〜、マリスってほんっと、大きいよねぇ〜♪」
「わ、っておいラナ!どこ触って――」
「もち、胸っしょ」
「言えば良いってもんじゃねえぞ!?」
「うっさいおっきいのが悪い!!」
「うるさいのはお前だ馬鹿!叩くぞ?いいのか叩くぞ!?」
「叩かれてもいい!あたしは一度は触りたかったんだ持ち上げてみたかったんだ!!」
「ラ――ぎゃっ!!」
「あと、頭突っ込んでもみたかったんだよね♪」
「ちょっ、それ頭突き!痛いって!」
「ぷはー、満足したー!」
「おい」
「え、何?」
「満足したのはいいけど、俺に何か言う事はないのか?」
「――ああ、そっか。……有難うございましたっ!!!」
「そうじゃねええええええ!!!!!」

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