気ままに呟くよー | ナノ
365...?

「ヴェルディス……これは酒、いくら甘いと言えども酒特有の香りと味は消えないぞ」
「わかってるって」
「ならばわらわは止めぬ、思う存分飲め。ただし一気飲みはするなよ」
「はいはい。じゃあいっただっきまーす………ぅごっ」
「……ほらだから言っただろうに」
「甘い、甘くて美味しいんだけどマズイ……ていうかキモチワルイ……」
「ほら、水を飲め」
「さんきゅ……っはー、微妙だった!返してくる!」
「返すのはいいが…ラナに喧嘩を売るようなマネはするんじゃないぞ?」
「わーってるって。んじゃ、行ってくる!コップに残ってるのは好きにしていいから!」


「全く、騒々しい……さて、わらわも飲むか。」

「…?何だ?味がおかしいじゃないか……ああ、なるほど。そういう事か。喧嘩するほど仲がいいとはこの事だな。この酒、わざと味を狂わせているな……」


中途半端に小ネタ。
ラナちゃんもヴェルディスも、互いに絡むのが楽しくて仕方がないようです。

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