気ままに呟くよー | ナノ
365...?

「そういうお前こそ…何故歩いているふりをしている?」
「えっ?」
「このわらわに分からぬとでも思ったか?」
「何の事かな?」
「ほう、しらばっくれるのか……ならば、」
「う、わっ!?(滑って転ぶ)魔法使うとか卑怯だ、っくしゅっ!」
「なんだ、転ぶから歩いているふりをしていたのか」
「ぐっ………だって、ヴェル様、雪道、苦手だし…」
「わらわのように滑れば問題ないだろう」
「………それ、アルト以外皆無理だと思うよ…?」

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