気ままに呟くよー | ナノ
365...?

▼風穴話
「「we wish you a merry christmas♪」」
「ミサキとラズリは楽しそうだな…」
「そりゃあ、ねぇ〜?ふふふ…お酒もあるしぃ〜?」
「うっわ酒臭っ…ヴェル様そこのチキン食べたいからどいてよ」
「席を立たずともわらわが取り分けてやるぞ?」
「ふふ、皆さん楽しそうですね」
「…クリスマス、だからだね」
「きゅー♪」「きゅいー♪」

(住人たちはクリスマスパーティーか。
まだかかりそうだし、見つからないよう玄関ホールのツリーの所にプレゼントを置くか…)


▼SSE
「プリチリテル様からのクリスマスプレゼント、皆大喜びですね」
「パーティーがプレゼントって、個人個人に渡すのが無理だから妥協したんじゃないかって思われるかなって不安だったけど、一安心だね♪」

「おらテメーら!もっと飲みやがれー!!」
 「ブラッド様飲み過ぎですぞー!」
「いいぞもっと飲めー!」
  「ブラッド様占ってー!」

「しかし、無礼講とはいえ、少しハメを外し過ぎている者もいるようですが?」
「別にいいんじゃない?普段我慢してるんだし…そもそも魔族って大体こんなもんでしょ?」
「……それは違う気が、します」


▼不思議
「ねえ。パーティーの時、ムニエル食べた?」
「食べたよ?」
「どうだった?」
「………一番、美味しかった」
「そ」
「アリスは、ケーキ、どうだったの?」
「どっかの馬鹿の尻尾の毛が入ってたけど、凄く美味しかった、かな」
「にゃっ…嘘ー…」
「うっそー!」
「酷い…!」
「あ、雪だよ」
「…ホワイトクリスマス、にゃー」


▼虹色
「アリス」
「はい女王様」
「タルトは好きか?」
「大好きです」
「菓子を作るのは?」
「好きです。…女王様のタルトは絶品とお聞きしました。是非とも食べてみたいですね」
「そうか………アリス、厨房へおいで。一緒にタルトを作ろう」
「はい…!」


▼罪愛
「だたいまアリスー!!」
「うるさいおかえり」
「…っ!」
「何?」
「アリス大好きー!」
「うわっこっち来んな馬鹿!」
「っ……急いで着替えてくる!」
「はいは…あー、早い。そんなにクリスマスのディナーが楽しみだったのかねぇ…まあ、私も気合入れて無駄に作りすぎたってのもあるんだろうけど」


▼夢空
「ヴィレッタ」
「んー?」
「おそらのうみが、しあわせのまほうをつかったよ」
「幸せの魔法?」
「ほら、ふわふわ」
「ああ、雪。…ねえフィス、外出てみる?」
「おそと?」
「雪、近くで見たいでしょ?」

「わあ…おさかなのときにみたのとは、ぜんぜんちがう…!」
「これ、朝になったら結構積もるかもね」
「ふわふわ…ゆき、が、のこるの?」
「そうだよ。足元に、沢山雪があるんだ!」
「すごい…!」
「神様から、フィスへのクリスマスプレゼントかもね」
「…すごく、うれしいっ!」
「ほら、じゃあ満足したら宿屋でご飯だよ!」
「うん!」


▼Selfila
「カナデ!クリスマスといえば?」
「…ご馳走?」
「他も、思いつくだろ?」
「聖夜、とか」
「もうわかってて言ってるわよね…?」
「ひねくれ者だな」
「エンリッヒだけには言われたくないんだけど」
「はいはい」
「…カナデ、これ」
「俺たちからの」
「プレゼントよ」
「…っ、あ、ありがとう…!」
「これくらいで泣くとか…」
「エンリッヒ、そろそろ黙ってくれないかしら?」

▼少女
「クリスマスか…」
「ふふ、じゃあ私からのプレゼントをあげる」
「…夢の中は、便利だな」
「でも、キラキラした雪が降るのは夢の中だけよ?」
「そうだな……エリー」
「なあに?」
「メリークリスマス」
「ふふ…メリークリスマス」

[ back / top ]

「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -