オーケーグーグル、あいつを消して



売り言葉に買い言葉。閉鎖的な空間で交わされる会話は、いつしか嫌味の応酬になっていた。苛立ちも露わに文字を打ち込んだ臨也は、次に現れた文章を見て眉を顰める。深く息を吐き出すと、指先に力を込めた。

『オーケーグーグル、あいつを消して』
『おいおい折原、"お前を消す方法"じゃないんだから』




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