拗ねるなよ



鬱陶しいと言わんばかりに眇められた赫い瞳に思わず笑みが零れた。面白くなさそうな声と同時に、柔らかなクッションが思いっきり顔面へと飛んでくる。さらりと躱してみせると、奴はあからさまに不機嫌な表情を浮かべていた。そんなに拗ねるなよ、なんて言えば今度はナイフが飛んでくるかもしれないな。




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