kaleidoscope



久しぶりに再会した美少年は以前より数段男前になっていた。以前のように突っかかってくることも、騒ぐことも少なくなった。それなのに、この置いていかれているような感覚はなんだろう。喜ばしいことのはずなのに。輝く金の髪を遠くから眺めながら、ぽつりと呟く。

「あんまり、かっこよくなるなよ」




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