Messerartige Schärfe



翠の双眸がおれをまっすぐに見据える。力強い眼差しが長兄に酷似していて、こんな状況だというのに笑いが込み上げそうになった。顎を軽く上げ、こちらを見下ろしてヴォルフラムは唇の端を吊り上げてみせる。不遜なぐらいの言葉が突き刺さるのが、ひどく心地好かった。




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