もどかしいおもい



胸で輝く青い石がどんなものかとっくに分かっていたし、元の所有者が誰であったのかも分かる。それでも僕が彼にそれを言及することはできない。彼が自分の意志で僕に打ち明けてくれるまでは、遠い異国の話をすることは許されない。歯痒いと思ったことがないわけじゃない。それでも僕は、時を待つだけ。




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