未知との出会い
2015/10/24 16:53

◆『009vsデビルマン』

2週間限定で現在公開している映画です。
どちらも詳しくは知らないのですが、デビルマンにいたっては名前しか知らなかったです。前に009の映画を観まして、おもしろかったので今回も観てきました。

話はよくわかりませんでした←
原作観てる人ならわかるのかも。
私、デビルマン無理だわ。
テーマは好みですが、ちょっとグロテスクで苦手でした(^^;

デビルマンのヒロインの子は面倒見が良くて正義感強い子なんですが、私は好きじゃなかった。

原作云々じゃなく気になったのが、OP映像みたいなのが本当に謎。
序盤3回、途中2回、ラスト1回流れまして、009用とデビルマン用の2種類あったんですが、それを3回ずつ観ました。何故。
尺が足りなかったのか?と聞きたくなるくらい、なんなら理由を聞きたいです。何故そのタイミングで流したの?しかもさっき観たし!と正直しらけました。

バトルシーンは迫力ありましたが、もはやついていけません(笑)
前の009の映画よりサイボーグたちみんなが活躍してました。グレートが良かった(笑)ちょっとお調子者みたいなとこが。
ピュンマ?も真面目なとこがよかったです(^^)
酔ったグレート「心優しきピュンマが助けにきてくれるよ〜」
ピュンマ「僕はいかないよ」(キッパリ)

テーマは好きなんですが、前観た009のほうがおもしろかったなというのが感想です。

※どうやらOVA3話をくっつけたものらしいです。
※ある映画のレビューでは満足度90パーセントです。マジか。



◆『アバター』

ずっと観たかったんですが、手をつけなかった映画。

一言で言うなら、満足!!
映像、音楽も素晴らしく、世界観もすごく好みなので楽しめました!
動物、自然、文化、すべてが魅力的。
原住民たちの思想…というのでしょうか、命のつながりとか、「偉大なる神はどちらの味方もしない、ただ世界のバランスをとるだけ」という考え方に共感できるとこが大きかったです。

比較対象に『スターウォーズ』や『ロードオブザリング』が出る理由もわかる。
そのくらい壮大な世界観で、世界として確立されている。

マザー・ツリーを倒す時、やり方のえげつなさにナヴィの人たちの気持ちに本当に共感しました。
いつ仕返してくれるのかと思ってた。
最後までハラハラさせられまして、「エイワ、応えた!!」の瞬間もすごく好き。


主人公が原住民たちの信頼を再び得るためにあのでかい鳥っぽい生き物に乗るあたり、その生き物に乗ることができる=信頼できる人物という前提ありきかもしれないのですが、伝説にあるとはいえ、みんないとも簡単に主人公を許したなと思いました(^^;
けっこうひどいことしたよね?
主人公側の事情を話してもいないし。
儀式がすんでたからある程度の信頼を勝ち得ていたんでしょうが、原住民の人たちとの関わりを描いてくれたほうが許す理由に違和感を感じなかったかなぁと。
協力して戦ったし、受け入れられたし、心を通わせられたんだろうけど、主人公とヒロイン、博士とナヴィの人たち以外は絆が希薄なように感じました。

主人公がどうしたいのか、感情がイマイチ読み取りにくかった。
あと仲間が死にすぎてへこんだ。


wikiで監督さん?が「自分がアクションとアドベンチャーのファン」「ちょっと良心的なものを持った映画」と言っていたらしく、その考え方も非常に好きです。
個人的にあまりにメッセージ性が強すぎるもの(戦争、社会派、人生系など)は苦手で、負担が半端ない。考え出すと本当にしんどいし、落ち込むので苦手。受け取り手を"教化"しようとするものも苦手。

ほんのりにおわせるものが好きです。
まずは観てて楽しいことなんですが、見終わった後にふとメッセージが残っているのが素敵だなと思います。

アバター、おもしろかったです(*^^*)



◆『ハンガーゲーム』

序盤観て、その重々しさに一旦リタイア(笑)
もう一回挑戦して、主人公の協力者や理解者が現れて安心しました。

貧困層と富裕層の各々の世界も個人的に新しかったです。貧しくて、狩りしたりしている"原始的""非文明"的な一方で、正装する文化がある、統率のとれた雰囲気があり、かたや富裕層は奇抜な最新ファッション、優れた技術、SF的な世界でした。
この違和感みたいな…不思議で気持ちが悪い。

ただのサバイバルゲームではなく、スポンサーを獲得する(援助を受け、ゲームを有利にする)ためにアピールするという要素がすごくおもしろかった。
そのためにテレビ番組に出たり、きれいにめかしこんだり、画策したり。イメージを利用するという芸能人的なこともやったり。
現実はバトルロワイヤルなのに、"ゲーム"なんですよね。生々しい殺しあいがされてるのに、それを残虐とは思わない、ただの楽しみ。ほんとにコマ扱い。手の上で踊らされてるだけ。
現実と非現実という現実の隔たりが異様な緊張感のある世界観になっていると思いました。

だけどやっぱり殺しあう必要のない状況(国がこんなゲームつくらなければ)で、自分達の意思とは無関係に、若い少年少女が殺しあうのはしんどいです(´`)
そういう理不尽さの中で、少年少女がどう成長していくのかを重点に置いてるんでしょうけど…
戦った先に何もなくても、救われなくても、戦わなくちゃいけないなんて、しかも殺しあわなくていいはずの人たちと、そんなの辛すぎる。
中には許せないくらい残虐な子たちもいましたが、それでもやっぱりかわいそうだった。
これから国に反逆していくようですが、そこまでを観るのも辛い。

おもしろいけど、これが児童書だと思うとびっくりです。



以上、映画の感想でした。



prev | next






comment


prev | next





comment form

Name

E-mail

URL

Massage

PASS



Master only?






「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -