マイペース
2015/09/27 11:28
誰かを説得しようと思うから、イライラするんだろうな、という話。
自分が話を聞いていて、何か言われた時に素直に聞ける時とそうじゃない時があって。
もっと素直に謙虚に受け入れる練習も必要なんですが、そうじゃない時ってたいてい相手の持論を聞かされてる気がする。
私はこう思うから、これはどうかと思うとか俺はこう思う、だからこれでいい、とか。
アドバイスのつもりかもしれんけど、窮屈でならん。
相手の言う「誰か」って誰?
不特定多数の人を想定する時、世間って言う時、それって本人だったりしないかな。
そういうことを考えたとき、自分もアドバイスのつもりで答えてるけど、持論を押し付けてないか??と不安になる。
考えを聞かれたら、持論を提案するしかないけど、相手の話をちゃんと聞いて、相手が聞きたいことに答えてるのだろうかと。嫌な気分になってないかな、って。
私には私の考えがあるから、そんなこと言われても…と嫌な気分になるのです。
ブログとか一方通行な場では嫌なら見なければいいし、客観的に見れるので「そういう意見もあるのね」と思えますが、しかもあえてそれに何か言う気はないし、
実際の会話では相互なのでなにかしら答えなきゃいけないし、感情が入ってしまう。
その上、情けないことに感情が入って、「相手を説得してやろう、同意させてやろう」と無意識に思ってるのか、相手が「?」だったり、「でも…」とかいい始めたら腹が立つ。
さらに持っていた持論と違うことを言ってしまったんじゃないかと不安になります。
雑談はいいじゃん別に、だけど。
悪意ある言葉や理不尽な態度をとる人に対して、攻撃的な対応をしそうになるけど、「ああ、この人、自分とは違う価値観を持つ私を負かして、自分の正しさを示したいんだな」
「徹底交戦できないことはないけど、なんか自分の意見と違うからって打ち負かしにいくのは自分が絶対的に正しいって言ってるみたいで嫌だ」
と思って、自分をおさめてます。
自分の意見はあるけど、絶対的に正しいとは思わない。
だから説得しにいくのも気分が悪い。
相手を説得しようとか、負かしてやろうとかなしに、自分の意見を言うのは大変だなと思います(^^;
最初は自分がとやかく言われるのが嫌いだから、相手にとやかく言いたくないだけかと思ってたけど、
説得したい=優位に立ちたいって思いが気分悪いからなんだなぁ。
自分は自分、
やりたいことをやる。
なすべきことをなす。
私の好きな言葉に武者小路実篤さんのものがあります。(昨日まで誰のか知らんかった←)
踏まれても踏まれても起き上がるなり
空を見て微笑むなり
星は我に光をあたへ給ふなり
この言葉(詩?)がすごく好きです。
※ちょっと間違ってるかも←
この方の言葉(名言)を見てると、私の好きな考え方だなと思います。
いじけずに、卑下せずに、
自分のなすべきことをなして生きる
というのか…
岡本太郎さんにも通じるとこがあるなと思います。
積極的に気持ちよく生きる感じ。
どろどろとした暗闇を知りながらも、なおそこに負けずない精神の強さ、気高さにぐっときます。
高尚、神々しさ、立派さとかじゃなく、エネルギッシュ、それこそアスファルトにはえる雑草的な。
誰に認められるわけでなくとも、自分の筋を守る、そんな生き方にひかれます。
私は何を言われても、自分にできることをやるだけ。
私にはそれしかできないからね(^^)
私はちっぽけで、特別な力はないけれど、
だからこそできることには、やりたいことには全力で、誠実で、ありたいと思います。
誰かを救いたいとか優位に立ちたいとか勝ちたいとか支配したいとか尊敬されたいとかじゃなく。
自分のやりたいことですらこんなに遠いのに。
自分をしっかりとさせていたい。
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