見えない壁
2015/06/14 22:28
私はすごく内気なんだと思う、というか秘密主義者？なのかもしれない(何だいきなり)
私の友達には自分の内面(精神面)や考えを事細かに言ってくる人もいるんだけど、よくそんなプライバシーのことを会って間もない人間に言えますな、と思ってしまう。
私なら絶対に触れられたくないことは言わない。
絵(イラスト)に関しては、小中高の友達数名には見せたことがある。大学時代の友達には見せたことすらない。家族とか論外。何故かはわからないし、何かトラウマになるようなこともなかったけど。
自分の中で対外的な自分と対内的な自分がいる。創作は対内的なもの。
対外的に接している人に対内は見せないし、逆もしかり、というか。
というより、対内は誰にも見せたくないものなのかも。
信頼してないとかじゃなく。
そこはしっかりと線引きをしたい。
創作とかを「これはこうで…」「この作品は将来的に…」と口に出してしまえるところがすごいなと思うのです。
度胸あるなと。そんな可能性絶対ないなんて誰にも言えないし、少なくとも行動を起こしている人にはチャンスはあると思うし。
私は何故言えないのか。
かなわなかった時、恥ずかしいからか？
自分のイメージを崩されたら嫌だからか？
私にとって、創作は一番傷つきやすい柔らかいとこなんじゃないかと思う。
口に出せないからって、それが悪いとは思わないけど、私と友達の違いはなんなんだろうと思って。
私の方が創作しない人と関わってきた人数は圧倒的に多い。その子は自分の世界を守るために他の世界をほとんど受け入れない(漫画読まないアニメもほとんど見ない音楽もごく限られたものが好き)。
自分の世界への陶酔とも見えるし、でも事細かに話す点は承認欲求でもある、だけど先生の意見を素直に受け入れるし、読み手のことも気にかけている。
このぐらいいわゆる"世間一般"を外れた生き方って苦労するだろうけど、何らかの形で成果を出せると思う。わかりやすく言うと、芸術家みたい、私のイメージの芸術家だけど。
これは勝手な憶測なんだけど、その友達は一人っ子でお父さんがすごく優しくて、すごくその子の話を聞いてあげる。
たぶんこれは一人っ子ならではだと思うのですよ。話を聞いてもらうことに慣れてるというか。
たまに聞くのがしんどいんだよ←
家族以外の人間にどう距離をとるかわかってないというか、私への執着がすごいというか…もともと私が執着されるの嫌いなのもあるんですが。毎週は無理だよ、社会人なんだよ仮にも、時間がどれだけ貴重かわかるか？と思いつつ、言えない。そんなことは言えない。すごくドライだよ、私、ひどい人間だ…(いきなりネガティブ)
いや、大人だし、上手に断ればいい話だ、再来週は断ろう。
バイト先の人にもバイトがない→暇だろみたいな流れで誘われるけど、私の世界はバイトだけでできてるわけじゃないし、一人の時間を大事にしたいと思うのだが伝えられない。
飲みとか誘われて行かないとノリが悪いってなるけど、だったら行きたくなるような飲みにしてみろ！と思うのは私だけか？
人を束縛するのはやめてくれ！！
話は戻って、兄弟いたら、話なんて途中で遮られるし、否定も批判もされるし。
その点、私はとても口下手なのかもしれない。
冷静に相手を見てる自分の中に同じくらいの熱量があるだろうかと不安になる。出すか出さないかは別にして、それは無くてはならないものなのではないかと思うんですよね。
自分の一番弱い所をごまかしているんじゃないかと不安になってきた次第です。
私は人の絵を「下手だ」とは言えないし、思うこともない、漫画家やプロとして仕事をしている人に対してじゃない限り。
幼稚園などの子どもたちが描く絵は「下手」じゃなくて、ああいうものなんだと思っている。
人が懸命に描いたものを下手だなんて言う度胸はない。
でも、それは競うことを恐れているからじゃないかと思ってしまう。誰かの下にいることも、誰かの上にいていつか追い越されることも、そういうことが怖くてそう言えないだけなんじゃないかと思う。
漫画が行き詰まっています。
講座の先生が他の人の作品には「最初ワクワクするね」「おもしろい」「最後のオチが効いてる」って言ってまして。
私は「コマ割りはいい」とか「見せゴマ減ったね」とかその類で、私の描くものには魅力がないのかもしれない、おもしろくないんじゃないかと、落ち込んでいます。
しまいに「ラピュ○っぽい」だぞ。
そりゃ描く気もなくすわ！！(落ち着け)
なにかしら作って生きていく気なら、おもしろくないなんて文句はいくらでも聞くことになると思うので、こんなことにめげてる場合じゃないとは思っている。
もういっそのこと「ラ○ュタ」と言われようがなんだろうが、そのままをぶつけたい気もする。
キーワードだけだろうが、○ピュタと被ってるのは。
私はラピュ○よりもの○け姫と魔女の宅○便派なんだ。ラピ○タはおもしろいけど、後者2作に魅力を感じるんだ。
「石(私の漫画では正確には石ではない)」と「空飛ぶ」、「大地」だけでもうラピュ○と戦わなければいけないんだぞ。
そこで舞台を空だけに絞ったりすることはできるんだろうけど、町が空飛べばそれだけでラピュ○と混同できるんだよ。もうこれは逃れられない比較で、後から出てくるバスケ漫画が永遠にスラダンと比べられるのと同じなんだ。
後から出てきた作品は必然的に過去にある何らかの作品とからめられて覚えられる。シリーズものじゃない限り。シリーズものは過去の作品引っ張ってきてもオマージュで終わる。
だったら、いっそのこと、パクリじゃあるまいし、下手にごねずに戦うべきじゃないか？負け戦になるだろうけど、本来勝ち負けなんて存在しない世界だし、部数とネットの個人的意見で優劣が勝手に決まるだけの話だ。その世界では端から負け戦だけど…
そもそもこの話を描けなかったら、ラ○ュタとは違う話で、その魅力を描けなかったら、何描いてもダメだ、と思う。
何かに似てるって言われたからって、放棄するようじゃ、魅力のある話なんて描けない、そう思う。
最後、好き勝手言いました。ヤケです(笑)
現に過去の作品と比べられない作品はいっぱいありますよね、人気作品って過去とは被らない新しいテーマの作品が多いと思うし。
すいません、ヤケでした…
なんかこう、見えない壁というか。
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