＊字を書く
2014/04/25 23:22
※オリジナル
少し前のリアルタイムで、マリーには我が家のなかで唯一手紙を書く習慣がありそうと思いました。その過程で考えた各々の世界での文字との関わり(本、新聞etc)。
【女神】
現実世界が舞台なので、文字との関わり方は同じです。彼女たちは手書きよりパソコンです。メールより電話とか無線機。
【白黒】
こちらも舞台は現実世界に近いです。登場人物はどちらかというと、パソコンよりアナログ派が多い。
・ウィルラ…魔術に関する本を読み漁ってます。勉強家ですが、書く習慣はあまり無い。書いたとしても図が多めの殴り書き。本人にしかわからない。英語が母国語で、ヨーロッパ系の言語は完璧。ラテン語、古代ギリシャ語、ヒエログリフなど古代の言葉も可。
・クロウ…読まない書かない。読めるし、書けるけど。あまりそういう必要がない。
・レイス…アラビア語が母国語で、英語は話せるが難しい単語は読めない、書くことはあんまりない。アフリカ系の言語ならだいたいわかる。ヒエログリフも読める。彼女自身に書く習慣はなく、彼女の一族も口頭だったらしい。文字には特別な力があると信じている。
・マリー…フランス語が母国語。英語、イタリア語は第二母国語並。ラテン語、古代ギリシャ語も理解できる。あとはヨーロッパ系の言語ならそこそこわかる。
・ジョヴァンニ…フランス語以外、マリーと同様、ただしイタリア語が母国語。
→この2人は小さい頃手紙の交換とかしてそう。今はジョヴァンニがいろいろ飛び回ってて忙しいので、マリーが手紙を書いても返事がきません。マリーは日記もこまめに書いている。
・将鷹…母国語は日本語。それ以外はわかりません。ロンドンでの生活は相棒なしにはできません。始末書を習慣的に書いていますが、日本語で手書き。いやがらせのごとく縦書きしたものは手元に帰ってきたので、一応横書き。字はきれい。パソコンは使えますが、外国仕様でアルファベットが基本なので使えません。
魔術師たちは古い言葉もよく知っています。実力の低い魔術師たちは魔術で同時通訳を可能にしていますが、実力があればあるほど言語に詳しいです。理解のために言語が必要だし、覚えられる脳があるからですが、何よりそんなことに魔力を使いたくないもよう。
この物語のなかでは魔術はスポーツみたいなもので、それぞれに得手不得手があり、鍛えれば強くもなる。生まれもって実力のある者もいます。
【願】
仮想世界。文字はありますが、一般に浸透しているわけではありません。
・ルメン…読めるけど、書けない。書く機会がないので書ける必要もない。
・マーレ…読める書ける。記録や書類とか書く機会は多い。字もきれいで丁寧。旅の記録をつけているのも彼女です。
・ディオ…書きますが、他人には読めないくらい汚いです。彼の台本は図や話の筋や演出がいろいろ混ざっててわからないので、書き直す必要があります。
・ステラ…読めますが、重要視はしていません。商談は直接、成立すれば内容を紙に残します。サインは大事。あとは「○○が△個、〜から」とか簡単なものに触れる機会が断然多いです。
・ヴォルグ…読めない書けない、というよりその必要がないので覚えなかった。
・オリーブ…読めない書けない。マーレに文字を習っています。
【源】
仮想世界。文字はありますが、あまり使われません。お店は看板のデザインで区別します。本は遠い昔にあったらしく、大地では石と紙が書かれる媒体ですが、紙は多くなく、支配者層や裕福な人が使用し、重要事項は石。一般の人は黒板みたいなものや石に書きます。あるいはモンスターの皮とか。空では魔法の石に残します。魔法で残すため、書ける人はほぼいません。
・クラメ…読めますが、書くことはほぼありません。
・ガーネット…設計図に書き込むことはよくあります。設計の案は黒板みたいなものに書き、残す場合は皮。
・カレン…最低限は読めるけど、使う機会がないので得意ではない。
・ロード…読むことも書くことも必要ないと思っている。
・ロクツォ…文字のない環境で育ったので読めない書けない。彼は口頭で文化を伝えていく民族です。
・テンジン…書けません(笑)読むこともないので読めません。
・アル…ロー同様書く必要も読む必要もないと思ってます。
・キラ…読むの専門。書くことはできますが、読むのに忙しい。記憶力がとてつもなくよくて、記憶から引っ張りだしながらしゃべるので、相手には伝わりにくいです。彼女には独特の思考回路があります。
・オウル…読めますし、書けます。
・グラウクス…オウル同様。
→オウルとグラウクス以外の空の人は読むことが主で、魔法で残すため手で書くことはほぼありません。
【タイトル未定】
仮想世界。文字はあって、わりと使われています。
・主人公…読める書ける。が、機会はほぼない。
・エリシェバ…読める書ける。が、字が汚いらしく、書かない。絵も奇妙。
・マグダレン…読める書ける。達筆。
・詐欺師…読める書ける。書くのを嫌う(物が残るから)。
・ベール…読める、が書く機会が少ないので簡単なもののみ。
・パリアッチョ…読めない書けない。
・番人…読める書ける。読書好き。書類を書く。
箇条書きですが、こんな感じです。
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