＊2つの恋
2014/02/01 21:40
簡単な設定。
●主人公…戦闘機のパイロット。最初は政府の特別部隊にいたが、いろいろあって離れた後、貧困層の出身でなるレジスタンスに参加。
●ハル…歌手を目指す少女。貧困層。
●リーダー…政府の特別部隊のリーダー。
●サクラ…政府の計画の核となる少女。物語の世界で唯一公の場で歌うことが許されている歌手。特別部隊のメンバーとは家族同然の関係。
全体の流れはだいたいもう考えてあります。
ハルとサクラに関しては、本来メインであるはずの恋愛がおろそかなので、今のところこの2人の絆が強すぎるような(^^;
昔、サクラの歌がハルを救い、
今、ハルの歌がサクラを救うような関係。
力云々ではなく、精神的な意味でです。
もともと恋愛関係をかくのは苦手です。
ロマンス？は大丈夫だけど、げつくとかドラマみたいなごてごての恋愛は難しい。
でも、一応、本家(笑)がありますので(オリジナルの設定をみていただければわかると思うので割愛！)それにそえば、恋愛はおろそかにできません(^^;
主人公とハル、リーダーとサクラがくっつきます。
話の序盤では、主人公→サクラ←リーダーみたいな関係。でも、家族同然の関係ということもあり、微妙です。
主人公はリーダーに対して、仲はいいけど劣等感みたいなものがあり、サクラもリーダーのことが好きだろうと考えています。
サクラは特別好き、という感情がまだない。家族感が強い。リーダーはみんなのことを守って大変だとわかっているので、リーダーよりも主人公に対してちょっとしたわがままなんかを言っている。
それがリーダー的にはちょっと気にくわない感じです。それは男としてもありますが、恋愛感情が家族関係を壊してしまうことへの恐れでもあります。だから、サクラのことは特別好きなんだけど、知らないふり。
ハルと主人公は最初は反発だらけですが、ハルの家族の死をきっかけに、しばらくして主人公はレジスタンスに入ります。
主人公はその出来事に責任を感じていて、ハルを気にかけるようになります。
ハルは主人公に励まされたり、自分では気づかない無理をしていた時に気遣ってくれたことで徐々に惹かれていきます。
主人公も迷っていた時に、どんな状況でも頑張るハルに励まされます。
ただ、恋愛感情は徐々にって感じです。
主人公は部隊のメンバーしかまともに関わったことがなかったのですが、レジスタンスに入って、認識が変わっていきます。
レジスタンスに入って敵対関係になったメンバーを変わらず尊く思うと同時に、赤の他人だった人たちにも親しみを感じることができると実感していきます。
主人公はこの状況をどうにかしたいが政府の下にいたらできない、でもレジスタンスにいたらいずれメンバーと戦うことになるかもしれないっていう不安や迷いでいっぱいです。
関わる範囲が増えたことで、ハルに対する思いが他の人に抱くものとは違うと思うようになり、かつてサクラに対して持っていた感情も依存や甘えのようなものだったんだと気づきます。
一方、主人公が離れたことで家族のバランスが崩れ始めたリーダーとサクラたち。
また政府の計画は進み、部隊、そしてサクラへの重圧は増えていきます。
サクラは政府が良からぬことをたくらんでいて、自分がその企ての中心にいると薄々勘づいていたのですが、家族に何かされるかもしれないという恐怖からどうにもできないでいます。加えて、自分の大好きな歌を戦いの道具にされたくないというジレンマで苦しんでいます。昔は幼い兄弟をあやすために歌っていたのに、今では彼らを戦場へ送り出し、戦わせ、殺させるための歌になっていると感じていました。
それでも、リーダーは「家族を守るために」サクラに歌うことを要請しています。
リーダーも政府が家族に何かするのではないかと恐れていたのですが。
結局は最後の戦いの前にサクラに反発され、2人はすれ違うことに。
サクラもリーダーも家族を守るために、政府に従います。
リーダーはどこかの時点でハルに一喝される予定です(笑)
最後の戦いの前も、メンバーと戦う覚悟が決まらず苦しむ主人公をハルが気遣います。
主人公はどうしたら戦わずにすむかわからないけれど、新たな仲間を殺させないという覚悟を持ちます。
主人公とハルは最後の戦いに呼ばれる前まで特に何もないのですが、その寸前になんやかんやある予定。
照れちゃいますね！(笑)←帰れ母体に帰れ
意識はしているけど、好きとはわからず、そしてそんな状況でもないと思っている時。
でも、主人公に召集がかかって行くってなったときに、ハルは考えるより先に行動に出ます。
そうするだろうな、って思った瞬間、ハルって女の子だと思いました。
サクラとリーダーは戦場で、やっと主人公たち側につきます。
言葉だと難しいですね…
お付き合いいただいた方ありがとうございました！(土下座)
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