滝好きによる滝好きのための考察と妄想と願望@


2012/05/05 00:57



・滝と跡部について


 私の中の滝と跡部は隠れた親友みたいな感じです。跡部の名前呼びとか、あとペアプリの跡部への一言(「跡部って意外と面倒見が良いよね」〜ってやつ)で跡部のことを見てきた人なんだなーと思って。
 跡部が努力家なこと、面倒見が良くて仲間が大事なこと、なんにも言わないけどわかってる。わかってるよとわざわざ言うことはしないんです。なんとなく背中合わせに座って待ってるような。何だよって言われて、別にって答えて、拒否されない限りはとりあえずそばにいる感じ。跡部は跡部で滝さんに関して思うところがあるからレギュラーに近いところに残しておいたり。

 滝さんは恐らく基本的には傍観者の立場にいるような人で、頼まれもせず面倒事に首突っ込んだり自分から面倒を起こしたりなんて絶対にしない人で、だからこそきっと(レギュラーに近い場所に留まっていることも含めて)、プレイヤーとしてもどかしい部分はずっとあったんじゃないかと思うんです。それは誰が悪いってことじゃなく仕方のないことで、でも、割り切ることこそ出来ても諦めきれることではなくて。

 跡部が髪を切られそうになった時、半分くらいは何も考えずに前に出たんじゃないかって思います。OVAのあのシーン、繰り返し見たんですけど、「やるなら俺の髪を切ってくれ」って台詞の前の滝さんが泣きそうな風に見えて、きっと宍戸の騒動とかの頃からずーっと頭の中でぐるぐるしてる思いがたくさんあって、そして跡部の試合を見てプレイヤーとしてきっと感じたものがあって、
 それでああせずにはいられなかったんだって思ってそう考えたら滝さんも跡部も宍戸も本当にかっこよくてかっこよくてあのシーンを思い出すだけで泣きます。涙が出ます。

 それで、一つ言えると思うのは、氷帝って他の学校みたいに家族みたいだったりフレンドリーだったりじゃなくある程度ドライに個人主義的に描かれてて、それは間違っていないのだろうけど、…うまく言葉に出来ませんが何か違ったものが皆にあって、彼らの関係は決して希薄なものではないっていうこと。
 それは、跡部が宍戸を後押しした理由なんかにも多少なりとも含められるのではないだろうかと。



 あー滝さんかっこいい



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