雑文(白石語り)


2012/04/20 21:17



 この間友人が謙也はタイピングも速くて授業の時とかに女の子が困ってたらちゃちゃっとやってあげそうと話していて、そういうときに自分からいくのが謙也だなー白石は頼まれたら手伝うって感じだとかでも頼まれないのかなーとか色々話したのですが、

 白石は、自分から何かアクション起こすことはあんまりないと思うんです。さっき書いたように「求められたら応える」で、応えるの後には(けどそれ以上のことは決してしない)が入るんじゃないかなーと。頼まれないのかなっていうのは、やっぱり出来すぎてるのと、その微妙に線引いてる感じでっていう。
 みんなと普通に仲良くしてるんだけど、なんとなく、なんとなく異質なものに思われているんじゃないかな。
 完璧であることが「標準」だと思われているから、それにずっと合わせていくのも本当に大変なことなんだろうなーと思います。きっと、別に嫌なことでもないんだけど。
 努力して努力してやっとあの聖書でパーフェクトで、だから元々得意なものもなくて自分への基本的な評価はあんまり高くないんだけど、「努力して勝ち取ってきた」っていう強い自負があるから自信はある、ゆえに周りにナルシ気味な印象を与えたりする。っていう側面があったりはしないだろうかと思います。
 その辺、自分『特有の』持ち味にしっかり誇りを持ってる謙也のことちょっと眩しく思っていたり。逆に謙也→白石への感情は親友とか友達って以前に尊敬すべき存在って感じで、尊敬と羨望が向かい合った時に生じるズレに気づいてるのは白石だけ。っていう。


 なんか白石が根暗みたいになっていますがたぶん無意識下の意識くらいなレベルなんだと思います。白石頑張ってるんだよってだけです。頑張る人。頑張ることが苦でない人。尊敬します。
 白石と謙也の関係は色々あって千歳と白石の関係にも繋がるのですが今回はここまでで。



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