凍るゆび


2011/12/04 17:33



 こんにちはこんばんは。

 光謙は二作目になります。あとがきです。
 この話はついったのフォロワーさんにお題(?)を出していただいたものでした。アオイハルと一応同軸…かな。気づいたらくっついてた。
  【くそさむいなかサーティワンがっつく切ない光謙】ということで。あまはしさんありがとうございました! 
 …これのお話したの10月でしたけどね……遅くなっ…て……(:D)rz
 小説の調子が突如よくなって勢いで書いた上に即公開してしまったので誤字があるかもしれません。一応気づいた部分は一回直しましたが、見つけた人は一言感想を添えて教えてくれると幸せになります。
 このあとちょこちょこ修正していくはず。

 さて。
 私の中で光謙はもう青春まっただなかでぴかぴかしてるイメージです。これは青春らしい悩み事を登場させてみたような。この話はなかなか救いようの無い感じですが。ちなみにぴかぴか分は半分以上謙也さん効果です。

 この財前は基本的に愛情が自分>謙也さんだと思っていそう。年下だし置いて行かれる側だし謙也はあの通りだしで、放っておいたら自分のことなんてさっさと忘れるだろうと思ってる。きっとみんな同じように好きだから、きっとその中の一人でしかないから。
 財前みたいなませたタイプは客観的に見ようとしてネガティブ思考にはまっちゃうことがあると思う。

 謙也が悩んでいるように見えても、中三らしい感傷だと認識する。『自分だから』ではない、とか考える。手を握り返さないのはそのせいだ、なんて。ぐるぐると。
 謙也は謙也でこれで本当にいいのかなぁとか、白石ほどの超中学生級スペックではないにしろ財前もちょっと気圧されるくらいのかっこいい子だし、将来奪ったらあかんなぁとか大人みたいなこと考えてはちょっと悲しくなったりしてて、

 そうやって悩み方すら全然噛み合わなくなってる二人、です。
 ぼやぼやはぐらかしながら日常をつくろってたらなんかぼろっと出ちゃったみたいな。

 本当はちょっと憶病になってる謙也さんの手を離さない財前を書く予定だったのにむしろ財前の方が余裕ない気がする仕上がりになりました。まとまりきらないけどそんな感じ。


 読んでいただいてありがとうございました−。



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