*なんかもうネタが酷い
*色々とカオス








あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!
『俺は部屋で寝ていたと思ったら、いつの間にか外にいた』
な…何を言っているのかわからねーと思うが、俺も何をされたのかわからなかった…


で、



「ここ、どこ・・・!?」



目を開けて見えたのは、緑。
私のシーツの色はこんなのじゃない。

慌てて飛び起きて周りを見れば、何にも無い原っぱが一面に広がっていた。
そしてどうやら私はその中心部にいるらしい。


何これ・・・!?


空を仰ぐと、まだ暗いがかすかに明るい。
何故か手元にあったケータイを開けて、時間を確認する。
なんと午前4時。暗くて当たり前だね。

朝方だという時間を確認すると、吹っ飛んだ眠気が戻って来た。

どうせ夢オチでしょ、これ。
そういえば夢ってもう一回寝ると起きるんだっけ?

原っぱにごろり、と横になる。

今日の時間割はキツイんだよねー。
学校やだなー。



「ポッポー、」



そう、ポッポーが・・・、

ん?


鳴き声の聞こえた方に頭だけ動かす。
するとそこにはクルッポー、と鳴く鳩ではなく、



「え・・・?うそ、」



ポッポがいました。
ポケモンの。

おいおい、マジかよ。
マジですか!?

落ち着け、落ち着くんだ、ナマエ。
漫画で読んだろ。
『素数』を数えて落ちつくんだ…
2…3…5…7…11…13…17…19・・・、



「っ、神様ありがとうー!!!」



素数を数えても落ち着かなかった私は、力の限り叫んでしまった。
その音に驚いてか、一斉にばさばさ、と羽音が聞こえた。

ポッポ達よ、騒がしくしてしまってごめんな。



一旦気持ちの高ぶりが落ち着いたところで、ここがどこなのかを考えよう。

わかっていることは、この地方にはポッポがいる、という事。
ここから導き出せる答えとして、恐らくここはホウエンではない。

ミクリさんとかダイゴさんには会えないのか。
大誤算・・・。


えーと、次にわかってることは、・・・もうない。(早いな)

となるとここはカントー、ジョウトあたりかな?
でも、シンオウにも何気に奴らは生息してるんだよね。
こうやって考えると、ポッポって結構広い範囲にいるもんだな。


立ち上がって、服の周りについた草を払う。

ちなみに私はてきとーなシャツにてきとーな上着に、これまたてきとーなジーパンという、THE☆てきとーな格好だ。(靴もてきとーだし)
パジャマじゃなくてよかったけどね。

360度視界を見回すと、遠くに道らしきものが見えた。
さて、夢の中のポケモンの世界の探検へ、レッツゴー!!







* * * * *







「なになに・・・『ここは 2ばんどうろ きた ニビシティ』、だと・・・!?」



道なりに歩いてちょうど見つけた看板を読むと、そう書いてあった。

北(上に)ニビシティということは・・・!



「南に行けばグリーンくんに会える!!」



夢の中なのに私ってば、超ついてる!

時間を確認すると、現在5時。
道理で人っ子一人いないワケですね。

そうそう。
この世界でケータイはもちろん使えませんでした。
電波立ってないし。
でも、腕時計代わりにならなるみたい。


とにかく、


「いざトキワシティへ!!」



待っててね、グリーンくん!!!










夢の中の奇妙な冒険
(どんな状況であろうと、こんなおいしいチャンスを逃すわけにはいかない!)





∵ネタがてんこもりです。すみません。ネタをわかる方はいるんだろうか・・・。でも書きたかったんだ・・・!
『超展開な朝の出来事』に続きます。
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