汝、奏で出づる歌の果て
彷徨える歌に宿るは虚無
罪色の羽音は聞く者なく
願う翼に望むものはない
黎明に乞う真実に眠ろう
ただ栄光を、ただ安寧を
歌わぬ世界は約束の羽音
聞く者なく歌う者はなし
滲んだ真実に黎明は囁く
孤独を知る歌は尊き道標
歌うは命、願うは其の心
汝、永久に眠る約束へと

あなたが翼をくれたからわたしは歌えた

眠れ、真実の闇に
願え、光なき虚無へ
歌え、黎明に沈む心に
其が孤独と愛する者へと

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