*志度さん宅のアサミちゃんをお借りさせて頂いてます。







此処にいて何時間経ったんやろうか、そんな疑問が僕の頭の中を巡る。だがそんな考えもすぐに消えて無くなり僕はがばりと白い掛け布団を被り眠りに入ろうとする。


「ま、まだ寝るんですか?」

「…………あかんの?」

「…い、いや…良いです」


だが、僕が眠りに落ちようとした瞬間焦ったような声が頭上からした。布団から顔を出せば焦ったような表情をするアサミに駄目なのかと問えば困った表情をし"良いです"と口にした


それを聞き僕はまた掛け布団を頭から被る。頭上からはアサミのため息が聞こえる。


「…そう言えばなー」

「…はい?」

「アサミって何か大人っぽくない?子供独特の可愛らしさないやん?」

そう口にした僕にアサミは少しむっとした表情へとなり"可愛くなくてすみません"と謝った。

「拗ねたん?」

「す、拗ねてません!」

「へぇー…?」


布団から顔を出しアサミを見れば"信じてないんでしょう"と睨まれた。見た目は八歳くらいの子供、中身はその容姿とは合わない。ふ、とアサミの目を見れば綺麗な緑色をしている。


「…ナトくんは大人っぽいけど子供っぽい部分もありますね」

「…そうなん?」

「そうなんです」

アサミの言葉にへぇ、と返し僕はまたしても布団へと潜る。嗚呼、ほんまに眠い……

「寝るんですか?」

「……眠たいから…な」

意識が虚ろとする中言葉を返す。身体を動かそうとするもののあまりの睡魔に動いてはくれない、目はゆっくりと閉じかける。

「私寒いんですけど……」

「…じゃあ、一緒に寝る…?」

「遠慮します…!」

大きな声で否定したアサミに不意にも吹き出してしまう。嗚呼、面白い反応するなァほんまに。


アサミの焦った返事に笑みを浮かべながら僕はゆっくりと意識を手放した。

浅はかな思考

end



* * * * *

本当にごめんなさい。アサミちゃんじゃなさすぎて申し訳ない……。

取りあえずアサミちゃんとナトは同じ部屋に居て何ともわけの分からないお話になってしまいました。

駄作過ぎすみません…!

ではでは、志度さん本当にありがとう御座いました!!
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