ノイズ | ナノ


「ぎゃ!」
「…」
「痛ったあ!」
「……」
「わぎゃあ!」
「………」


こいつは寝ぐせが悪いのか、悪いんだろうな。今までどんな風に寝てたんだ?!「ぐあ!」「いったああい!」こいつおれの上に…!


「ごごごめんローさん!」
「気に…するな」
「ごめんごめん!やっぱりあたし床で寝ようかな」
「女を床で寝せられるか。お前はそのままベットで寝ておけ」
「あ、はあ。すみません、おやすみなさい」
「ああ…」


女と二人きりの部屋で我慢するのは、結構きつい。





「おはようございまー…ってアレ?」
「おいお前らいつまで寝てんだ。おい」


そこの奴の頭を蹴ると「はっ!キャプテン!ってえ頭痛いですぐりぐりやめてえ!」二日酔いしてやがんな。今何時頃だ?腹が減ってきた。


「……ローさん」
「あ?どうした?」
「船」
「船?」
「ホラ」
「…海賊だな」
「これこの船狙ってない?あ、バン!だって何アレ」
「馬鹿お前あれは大砲っていってよ」
「どんだけほのぼのとしてんだあんたら!」


近づいてくるな。能力使うか。そういえばナマエの前で能力だすの初めてだ。「大きい黒い塊だね。まあいいや任せて!」「防げるのか?」「わかんない」「じゃあおれに任せろ」ナマエを後ろにやって円を作る「ROOM」終わりだ


「すごい…大砲壊れちゃった」
「おいお前ら起きろ!いつまで寝てるつもりだ!」
「ローさん強い…半分にしちゃった…」
「だからおれは船長だぞ。これくらい当たり前だ」
「すごーい」