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加地葵と一ノ瀬トキヤ


「あ」
「おー、加地君に、そっちは一ノ瀬君か」
「ご無沙汰しています」
「お久しぶりですね、また今日は何かご用事でもあったんですか?」
「いやー、用事ってほどでもないんだけどね。二人はどうしたの」
「課題練習に僕が一ノ瀬を付き合わせているんですよ」
「葵の言った通りです」
「ふうん、相変わらず仲良いねえお二人さん」
「ふふ、先輩も混ざりますか?」
「練習室は多人数用を取りましたんで大丈夫ですが」
「お、そうなの。なら、うん加地君のヴィオラも一ノ瀬君の美声も聞きたいし、お邪魔しちゃいますか」